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越境ECに必要とされる英語力とは?必要な言い回しや翻訳方法を解説

海外全般・英語圏
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世界中でEC市場が急激に拡大しており、越境ECは企業にとって大きなビジネスチャンスとなっています。海外の顧客を相手に販売するためには言葉の壁を乗り越える必要があります。その中でも英語は重要なツールとなりますが、一般的に越境EC運用であれば基礎的な英語と翻訳ツールを使えば対応可能です。

また、越境EC事業者がわかりやすい英語を使ったり、必要な言い回しを知ったりしておくことでスムーズに越境EC運用ができるようになります。本記事では越境ECに必要な英語力や言い回し、翻訳方法、英語力がなくても顧客に伝わりやすくなる方法を解説するので参考にしてください。

越境EC運用で必要な英語力

床に座りながらパソコンを操作する男性の画像

越境ECを運用するにあたって、英語が心配と考える人が多いかもしれません。しかし、実際には一般的な越境ECの運用であれば、基礎英語レベルがあれば十分に対応できます。また、英語力が必要なシーンは限られており基本的な対応ができれば運用に支障はないことがほとんどです。

基礎英語レベルがあれば十分

越境ECの運用に必要とされる英語力はターゲットとする顧客層や業務範囲、事業の規模などによって大きく異なります。一般的な越境ECの運用であれば基礎的な英語で対応できることが一般的です。

2022年11月16日〜11月30日に実施されたeBayの越境ビジネスを実施している販売者に対する調査では、英語力は基礎英語レベルで十分と答えた人が63.4%となっています。また、ネイティブレベルが必要と答えた人はわずかに5.1%です。

eBay

出典:eBay

定型的な挨拶や商品に関する説明、問い合わせ対応など頻繁に使う基本的なフレーズを理解していれば、購入者とある程度のコミュニケーションをとることは可能です。 さらに、翻訳ツールや翻訳サービスを活用することで足りない分を補える場合もあります。

限定的な場面のみで英語力が必要

越境ECを運用するにあたって最も英語が必要なのは顧客と直接コミュニケーションをとるケースです。例えば、商品や発送などに関する問い合わせ返品や交換対応、クレーム対応などが挙げられます。顧客の質問や要望を把握した上で適切に応える必要があるためより高い英語力が求められます。そのため、業務内容によって必要とされる英語力は異なることが一般的です。

越境ECサイト|英語でわかりやすく伝えるポイント

越境ECでは、ターゲットとなるユーザーに対してわかりやすく伝えることが重要です。以下のポイントを押さえることで、海外ユーザーに商品の魅力が伝わりやすくなり、購買意欲の向上につながります。

  • 相手に伝わる言葉を使う
  • 商品ページをシンプルにする
  • 地域によって表現を替える
  • ネイティブスピーカーによるチェック

相手に伝わる言葉を使う

越境 ECで使う英語で最も重要なのはターゲットとなる顧客が理解できるような言葉を使うことです。シンプルな言葉遣いを選び、 専門用語や業界特有の言葉は避けるか、一般的な言葉で分かりやすいように説明することが大切です。 顧客がストレスなく理解できるような言い回しを心がけましょう。

商品ページをシンプルにする

商品ページをできるだけシンプルにすると、見ている人にとってわかりやすくなるので複雑な英語での説明が不要になります。ポイントを押さえた短い文章での説明を意識すると、翻訳ツールを使っても大きなニュアンスのずれが少なくなる可能性があります。

また、できるだけ画像や動画を使って視覚的に商品の良さを伝えるようにしましょう。実際に商品を使っている動画を載せるとよりイメージしやすくなります。

地域によって表現を替える

相手が住んでいる地域によって言い回しは異なるので、ターゲットとなる国や地域に住んでいる人が理解しやすいような表現を使うことが重要です。例えばアメリカ英語とイギリス英語では大幅に言い回しが異なる場合があります。異なった表現をすると顧客に対して誤解を招くことがあります。またイディオムやスラングも地域によって 意味合いが異なるので、不快感を与えたりする可能性があるので注意が必要です。

そのため、越境 EC サイトでは ターゲットとなる国や地域の顧客層を明確にした上で、自然に理解しやすい言い回しを使うことで信頼感を高められます。

ネイティブスピーカーによるチェック

越境ECで使う英語の品質を高めるためには、ネイティブスピーカーによるチェックが効果的です。翻訳ツールを使う場合でも、最終的にチェックしてもらうことで文法的な誤りや不自然な表現、より適切な表現などを修正できます。

また、ネイティブスピーカーであればターゲットとなる地域での独特な言い回しやニュアンスなどをアドバイスできる可能性もあるでしょう。特に、商品の特徴や重要な規約などについてはネイティブスピーカーにチェックしてもらえるとよりユーザーに伝わりやすくすることが可能です。

越境ECサイトで必要な英語の言い回し

越境ECサイトで頻繁に使われる英語の言い回しを、以下の3つのシーンに分けて解説します。

  • 商品に関する表現
  • 購入を促す表現
  • 問い合わせ対応でよく使う表現

商品に関する表現

ユーザーの商品の購入意欲を高めるために、情報を正確かつ魅力的に伝えるための英語力が必要です。商品の名前やサイズ、色、素材、価格といった情報に加えて情報以外に、質や使いやすさなどについても説明が必要となります。

以下のような商品を説明する言い回しは使えるようにしましょう。

  • 高品質(High quality)
  • 耐久性がある(Durable)
  • 豊富なカラーバリエーション(Available in various colors)

また、次のように閲覧している人の注目を集めるような表現の活用も効果的です。

  • おすすめ商品(Featured product)
  • 人気商品(Popular product)

購入を促す表現

国内でのECサイトと同じように、越境ECサイトでも顧客の購入意欲を高めるための説明が必要です。例えば、購入を決めた人がすぐ行動できるようにカートに入れる(Add to cart)や注文する(Order now)などの案内はわかりやすく表示しましょう。購入方法がわからないとカート落ちとなり、購入意欲のある顧客を失うことになります。

また、次のように購入した人にとって特別感をアピールするのも効果的です。

  • 数量限定(Limited quantity)
  • 別オファー(Special offer)

他にも、送料無料(Free shipping)をはじめとした購入希望者にとって有益な情報はわかりやすく表示しましょう。

問い合わせ対応でよく使う表現

越境ECサイトでは、顧客からの問い合わせに丁寧かつ迅速に対応できるような英語表現が必要です。

  • お問い合わせありがとうございます(Thank you for your inquiry)
  • ご迷惑をおかけして申し訳ございません(We apologize for the inconvenience)

また、よくある質問は前もってQ&Aとしてまとめておけば対応の手間を減らせます。商品説明によくある質問について詳しく記載するのも効果的です。質問が難しい内容でなければ翻訳ツールで十分対応できますが、複雑な質問になると翻訳会社の利用も検討してください。

越境ECサイト運用で英語ができない場合の便利なサポート

みんなで手を合わせている画像

越境ECを運用するにあたって、英語力に不安がある場合でも以下のサポートを活用することで、翻訳や海外発送をスムーズに行うことができます。

  • 翻訳会社
  • 翻訳サービス
  • 越境ECプラットフォーム
  • 国際配送サービス

翻訳会社

翻訳会社はさまざまな分野に精通した専門家を抱えており、複雑なジャンルや専門用語が必要な場合でも正確な翻訳を依頼できます。また、多言語対応ができる会社であれば複数の国で顧客を抱えている場合でも有効な手段です。

また、翻訳だけでなくローカライズした表現の調整や SEO対策など付加価値を提供している会社もあります。 しかし 翻訳会社に依頼すると費用が高くなるため、 費用対効果を考慮することが重要です。

翻訳サービス

DeepLやGengoをはじめとするWeb上で利用できる翻訳サービスの精度が高まっています。そのため、翻訳会社の利用と比べて大幅に安価で、また迅速な翻訳が可能です。翻訳サービスは費用を抑えたい場合や、頻繁に翻訳が必要になる場合に有効です。また、翻訳サービスによってはオプションでプロの翻訳者によるレビューサービスがあり、高い翻訳の品質を求める企業にも活用できる場合があります。

しかし、翻訳サービスは万能とはいえず文脈や言い回しなどによっては不自然になるほか、ローカライズした対応は難しい場合があります。また、専門用語や難しいジャンルの翻訳にも向いていません。 重要な部分は知識を持った人が修正することが重要です。

越境ECプラットフォーム

越境プラットフォームとは、AmazonやTmallなど越境ECに適したシステムのことです。アメリカでシェアの多いAmazonや中国最大のTmallなどそれぞれの地域に強いプラットフォームの活用で、ローカライズしたサービスを提供できます。

それぞれの地域に住んでいる人にとって馴染のあるプラットフォームであれば安心して利用できるでしょう。それぞれプラットフォームによって特徴が異なるため、ターゲットや扱う商品、事業の規模などに応じて選ぶことが重要です。

国際配送サービス

日本から海外に商品を発送する必要があるため、物流面で心配な方が多いのではないでしょうか。そこで、FedExやDHLをはじめとした国際配送業者のさまざまなサポートを活用できます。

FedExのB2C電子商取引配達サービスであるフェデックス・インターナショナル・コネクト・プラスでは、次のサービスを提供していることが特徴です。

  • 個人宅向け特別取扱手数料なし
  • 通関手続きが含まれているシンプルな料金体系
  • 受け取り場所と日時を柔軟に指定可能
  • エンドツーエンドの追跡
  • アジアであれば1~5日で配送可能

料金体系がシンプルで受け取り場所や日時を柔軟に対応できるため、顧客からの要望に応えやすいサービスです。また、エンドツーエンドで追跡できるため現在の輸送状況を把握できるので安心して利用できます。

参考:フェデックス・インターナショナル・コネクト・プラス(FedEx)

DHLでは越境EC事業者に対して、さまざまなソリューションを展開しています。

  • 越境ECビジネス向け出荷書類作成ツール
  • 事前配達通知・受取方法指定サービス
  • 通関情報ポータルサイト
  • 輸送状況・通知サービス

DHLが提供しているDHL Express Commerceと、企業が使っている倉庫管理システムやEコマースプラットフォームの連携により、注文データを同期することが可能です。従来は注文を受けた時点で出荷書類の作成が必要で、受け付けた商品が多い場合や慣れない場合は時間のかかる工程です。

しかし、DHL Express Commerceを使うと注文データが自動的に反映されるので入力の必要がありません。また、複数のECサイトを運用している場合でも一括で発送処理が可能です。そのほか、配達通知や受け取り方法の指定、輸送状況を知らせてくれるサービス、通関情報を提供してくれるサービスなど充実したサポートを提供しています。

まとめ

パソコンとスマートフォンを操作している画像

越境EC事業者にとって、顧客とのやりとりや商品紹介などに英語は必要不可欠です。さらに、ターゲットとなる国や地域の言い回しや文化などを背景としたやりとりが求められます。

英語が必要な場面は限られており翻訳ツールの活用で、英語に不安がある方でも対応できる場合があります。また、越境ECプラットフォームや国際配送サービスが提供しているサービスを使うことで、よりスムーズな取引ができるようになります。

複雑な問い合わせやクレームなどに対して英語で説明する場合は、できるだけわかりやすい言葉を使うほか、場合によってはネイティブスピーカーやプロの翻訳会社が必要になる場合もあるでしょう。

しかし、一般的な越境ECの運用であれば多くのセラーが基礎英語で十分と考えており、越境EC参入へのハードルは思ったよりも低いことがわかります。越境ECは国内だけでなく世界に目を向けられるため、ビジネスチャンスが広がる機会だといえます。適切な対策をして慣れていけば、自信をもって運用できるようになるでしょう。

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