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グローバル展開が近年では各企業の「あたりまえ」になっているからこそ、グローバルサイトはどんどん重要になってきます。今までは「とりあえずあればいい」から、今では「どうやって戦略的に活用していくか」というフェーズに皆さん突入しているのではないでしょうか?
しかし、多言語Webサイトを作成に際し、以下のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
「サイトを多言語対応したいけど何からすればいいのだろう」
「多言語Webサイトを作る際はどのような手順で作成するのだろう」
「多言語Webサイトの事例があれば知りたいな」
そこでこの記事では、これから多言語Webサイトを作成したいという方に向けて
・多言語サイト作成時の注意点
・多言語サイトを作成する際の6つのポイント
・多言語サイトの事例
以上3つを中心に紹介し、改めて基礎からグローバルサイトの抑えるべきポイントをおさらいできたらと思います。
この記事を読むことで、多言語サイト作成前に知っておきたい前提知識から具体的対策ポイント、多言語サイトを使い集客する上で気をつける点などを把握できます。
多言語サイトの成功事例や詳細な施策については、当社の【会社概要・事例集・対応可能な国&施策まとめの3点資料セット】をダウンロードしてご確認ください。
多言語サイトの作り方7ステップ
ステップ1:対象言語と対象国を決める
「とりあえず英語」で始めると、成果の測りようがなくなります。既存の問い合わせ元、GA4の言語・国別データ、既にある代理店網を確認し、根拠のある1〜2言語から始めてください。
ステップ2:多言語化の範囲を決める
全ページを訳す必要はありません。問い合わせや購入に直結するページ(サービス紹介、事例、会社概要、問い合わせフォーム)に絞ることで、初期コストを大きく抑えられます。
ステップ3:URL構造を決める
サブディレクトリ(example.com/en/)、サブドメイン(en.example.com)、ccTLD(example.co.uk)の3択です。多くの企業にはサブディレクトリが適しています(既存ドメインの評価を引き継げるため)。ccTLDは、その国に法人があり、長期的に独立運用する場合の選択肢です。
ステップ4:翻訳の方針と用語集を決める
機械翻訳+ネイティブリライトか、ネイティブによるゼロからの執筆か。着手前に社名・製品名・専門用語の訳を固定した用語集を作ってください。 ここを飛ばすと、ページごとに訳がぶれて手戻りが発生します。
ステップ5:CMSと実装方式を決める
既存CMSの多言語プラグインを使うか、言語ごとにサイトを分けるか。更新のたびに全言語を誰がどう更新するかを、この段階で決めておいてください。
ステップ6:技術的なSEO設定を行う
hreflangの設定、言語切替UIの設置、サイトマップの言語別登録を行います。ここの設定ミスは、重複コンテンツ判定に直結します。
ステップ7:公開後の運用フローを回す
日本語ページを更新したときに、各言語をいつ・誰が更新するか。このフローが決まっていない多言語サイトは、1年で情報が古くなり、かえって信頼を損ないます。
多言語化の手段を比較する
| 手段 | 初期コスト | 品質 | SEO評価 | 向いているケース |
|---|---|---|---|---|
| ブラウザの自動翻訳に任せる | なし | 低 | 評価されない(インデックスされない) | 多言語対応とは言えません |
| 翻訳ツールの自動生成(チェックなし) | 低 | 低 | リスクあり(自動生成コンテンツ判定) | 推奨しません |
| 機械翻訳+ネイティブによるリライト | 中 | 中〜高 | 良好 | 最も現実的な選択肢 |
| ネイティブによるゼロからの執筆 | 高 | 高 | 良好 | 主要ページ、成果に直結するページ |
| 翻訳プラグイン(CMS連携型) | 低〜中 | ツール依存 | 設定次第 | 更新頻度が高いサイト。ただし公開前チェックは必須 |
自動翻訳がリスクになる条件
Googleは、人によるチェックを経ていない自動翻訳のページを「自動生成コンテンツ」として扱う方針を示しています。ポイントは「機械翻訳を使ったかどうか」ではなく、公開前に人が品質を担保しているかどうかです。
現実的な進め方は、機械翻訳でベースを作り、ネイティブがリライトして公開するという流れです。これならコストを抑えつつ、品質とSEO評価の両方を確保できます。
翻訳=多言語サイトではない

多言語サイトを作成するときに気を付けておくポイントは「翻訳=多言語サイト」ではないことを覚えておきましょう。
世の中には、翻訳で多言語に対応したWebサイトが多く存在します。
しかし外国人に訴求効果の高いWebサイトを作成するには、「海外向けのWebサイトを作る=Webサイトのコンテンツを翻訳する」という考えから抜け出すことが重要です。
日本語ページをそのまま翻訳してはいけない理由は以下の3つです。
・翻訳では読みにくい文章になってしう
・本来伝えたいことが、翻訳では伝わらない
・自動翻訳を使うとGoogleからスパム扱いされる可能性がある
翻訳では読みにくい文章になってしまう
英語版のサイトを閲覧した際、Google翻訳を使って日本語に翻訳したことが何度かあると思います。
しかしいざ読み進めると「なんとなく意味は分かるけれど、ちょっと読みにくいな」と感じた経験はないでしょうか?
翻訳で済ませようとすると、読者は同じような気持ちを抱いてしまいます。つまり読者にとって読みにくい文章になってしまいます。
例えばForbes社の記事タイトル”Japan’s Startups Are Innovating Inbound Tourism And Business With High Tech”(※)をGoogle翻訳すると、「ハイテクで日本の新興企業がインバウンド観光とビジネスを革新」と訳が出てきます。
題意は掴めますが、「日本のベンチャー企業がハイテク技術を用いてインバウンド観光とビジネスに革新を起こしている」という方が相応しいでしょう。
Google翻訳などを鵜呑みにせず、上手に活用することが望まれますね。
今インターネットの世界には多くのWebサイトが存在します。読者に選ばれるWebサイトを目指す上で、読者の使いやすさを考えることが重要になります。
まだまだ多言語サイトを翻訳のみの対応しているサイトが多いため、きちんと多言語サイトに対応すると競合となるWebサイトに差をつけることができます。
※:Mar 7, 2019, Japan’s Startups Are Innovating Inbound Tourism And Business With High Tech(Forbes)
本来伝えたいことが翻訳では伝わらない
日本語から英語に翻訳したときに、こちらが意図した意味で伝わらないことがよくあります。
必ずしも日本語=英語ではないことや、英語に翻訳できない日本語多く存在するという理由があります。
特に日本発祥のものや日本文化を説明したい場合は翻訳する英語がなく、本来伝えたい意味に変換されないことが多くあります。
本来伝えたい意味と異なる例として、「抹茶」があります。外国人に有名なので「Matcha」で伝わる場合が多いので問題ないですが、翻訳すると「Green tea」に変換されます。
「Green tea」の場合は「緑茶」という意味になってしまうので、本来伝えたい意味に変換されません。
この問題を解決するためには、「海外文化と双方を理解する人」に多言語サイト用のコンテンツを作成してもらうことがポイントです。
最近は、クラウドソーシングサービス(※)で簡単に探すことができるので一度募集をしてみるのがおすすめです。
翻訳の外注先は、大きく分けて「翻訳会社に依頼する」「クラウド型の翻訳サービスを使う」「制作会社の翻訳込みプランに含める」の3つです。
クラウド型の翻訳サービスは、文字数(または単語数)に応じた従量課金が一般的で、翻訳会社に個別見積もりを取るより単価を抑えやすいのが特徴です。一方で、業界特有の用語や自社の言い回しを反映させるには、用語集を渡す・訳文を社内で確認するといった工程が別途必要になります。
どの手段を選ぶ場合でも、社名・製品名・専門用語の訳を固定した用語集を最初に作っておくと、以降の翻訳コストと手戻りが大きく下がります。
※クラウドソーシングサービス:仕事を依頼したい発注者と、仕事が欲しい受注者をネット上で結びつけるサービス。代表的なサービス会社はランサーズやクラウドワークスなど。
自動翻訳を使うとGoogleからスパム扱いされる可能性がある
Google翻訳のような自動翻訳ツールを使って別言語に翻訳したコンテンツは「自動生成ページ」に相当し禁止されています。
詳細はGoogleのウェブマスター向けガイドラインで確認するようにしましょう。
自動翻訳をそのまま公開するとどうなるか
「機械翻訳を使うとGoogleからペナルティを受ける」という説明を目にすることがありますが、現在のGoogleのポリシーは、機械翻訳の利用そのものを禁止していません。
Googleの「スパムに関するポリシー」で問題とされているのは、**「大量生成されたコンテンツの不正使用」**です。ここでは、検索順位の操作を主目的として、ユーザーに価値を付加しないままページを大量に作る行為が対象になっており、その例として「他所から取得したコンテンツを、類義語への置換や翻訳といった自動変換で加工して大量のページを生成すること」が挙げられています。
つまり判断の分かれ目は、使ったツールではなく、公開されたページがユーザーの役に立つかどうかです。
- 問題になりやすい:翻訳ツールの出力を誰も確認せず、そのまま数百ページ公開する
- 問題になりにくい:機械翻訳でベースを作り、ネイティブが読んで自然な表現に直してから公開する
実務上は後者が現実的です。全ページをゼロから執筆する必要はありませんが、公開前に人が品質を担保する工程だけは省かないでください。 これはSEO以前に、誤訳のあるページが企業の信頼を損なうためでもあります。
出典:Google 検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」
多言語サイトの必要性

引用:https://unsplash.com/photos/Lks7vei-eAg
Webサイトで使われている言語のシェアを見ると、**英語が全体の約半数(49.5%)を占めるのに対し、日本語は4.9%(第4位)**にとどまります。つまり、日本語だけでサイトを運用している限り、世界のWeb上の情報流通のうち5%程度の範囲にしか接触できていないということです。
海外の見込み客は、日本語のページにたどり着いても内容を理解できません。多言語化は「あったほうがよいもの」ではなく、その市場で存在を認識してもらうための前提条件です。
出典:W3Techs「Usage statistics of content languages for websites」(2026年8月19日時点)
また、ビジネスでは企業は消費者・取引先・従業員・投資家などのステークホルダーに対応できることが求められており、多言語サイトの必要性は高いといえるでしょう。
さらに、多言語サイトは留学生や外国人労働者のための情報提供にも役立ちます。彼らが日本で生活する上で必要な情報を提供することで、円滑なコミュニケーションや生活環境の改善につながります。
このように、多言語サイトはグローバル化が進む現代において、企業や個人が外国人ステークホルダーとのコミュニケーションを円滑にするために必要不可欠なツールです。
一般的なホームページ制作にかかる費用相場と比較
一般的なホームページを作る場合、種類や規模によって費用が異なります。ホームページの種類と規模別の相場について、次の表にまとめましたのでご覧ください。
| 種類 | 小規模 | 中規模 | 大規模 |
| 企業サイト | 〜50万円 | 50〜300万円 | 300万円〜 |
| オウンドメディア | 〜100万円 | 100〜300万円 | 300万円〜 |
| ECサイト | 〜100万円 | 100〜500万円 | 500万円〜 |
| 採用サイト | 〜50万円 | 50〜150万円 | 150万円〜 |
このように、サイトの種類と規模によって費用が変動します。規模については、サイトのページ数・コンテンツ量や質・デザインの量や質の、3つの要素で構成されます。
多言語サイトを制作する場合、上記の日本語サイトに加えて1.3〜1.4倍の料金が必要になります。1つの言語で制作する場合も、複数の言語で制作する場合も、大きく料金は変わらないようです。
費用が変動する最も大きな要因として、外国語のレベルが挙げられます。現地のユーザーにとって違和感のないレベルの文章にするためには、相応のスキルを持ったライターに依頼しなければなりません。
多言語サイトの制作・リニューアルをご検討中の方へ
LIFE PEPPERでは、1,400社以上の海外マーケティング支援実績をもとに、対象言語の選定からURL設計、ネイティブによる翻訳・執筆、hreflangを含む技術対応、公開後の運用フロー設計まで一貫してご支援しています。初回のご相談は無料です。
多言語サイト制作会社の選び方|7つのチェックポイント

1. 対象言語のネイティブが体制に入っているか
翻訳会社に外注するだけの体制か、社内にネイティブの制作・監修者がいるかで品質が大きく変わります。ネイティブが要件定義の段階から関わるかを確認してください。
2. 翻訳の工程が明示されているか
機械翻訳+人によるチェックか、ネイティブによるゼロからの執筆か。同じ「翻訳込み」でも工程がまったく違います。 見積書に工程が書かれていない場合は、必ず確認してください。
3. 多言語SEOの技術対応ができるか
hreflangの設定、URL構造(サブディレクトリ/サブドメイン/ccTLD)の設計、言語切替UIの実装まで対応できるか。設計書の納品のみか、実装まで含むかを明確にしてください。
4. Google以外の検索エンジンの実績があるか
中国向けなら百度、韓国向けならNAVERが主戦場です。Googleしか経験のない会社に中国向けを依頼しても成果は出ません。
5. 公開後の運用体制まで提案があるか
多言語サイトは公開して終わりではありません。更新のたびに全言語を更新する体制が必要です。この運用フローの提案があるかどうかが、実務では大きな差になります。
6. 現地語での問い合わせ対応まで想定されているか
サイトから現地語で問い合わせが来たとき、誰がどう返信するか。ここが決まっていないと、反響が来た瞬間に止まります。
7. 契約範囲と権利の帰属
制作物の著作権、翻訳データ(用語集・翻訳メモリ)の帰属、保守の範囲と期間を、契約前に確認してください。用語集が自社に残らないと、次に別の会社へ依頼するときにゼロからやり直しになります。
多言語サイト制作の費用相場|言語数 × ページ数で考える
多言語サイトの費用は、「ページ数 × 言語数」で積み上がる部分と、言語数に関係なく1回だけかかる部分に分かれます。ここを分けて理解すると、見積もりの妥当性が判断できるようになります。
費用の内訳
| 費用の種類 | 内容 | 言語を増やすと |
|---|---|---|
| 初期設計費 | サイト構造の設計、URL設計、hreflang設計、CMSの多言語対応 | ほぼ増えない(1回だけ) |
| デザイン費 | テンプレートの設計 | 大きくは増えない(言語ごとの文字量調整のみ) |
| 翻訳・執筆費 | ページごとの翻訳またはネイティブ執筆 | 言語数に比例して増える |
| 実装費 | ページの流し込み、言語切替の実装 | ページ数 × 言語数に比例 |
| 運用費(月額) | 更新対応、翻訳の追加、レポーティング | 言語数に比例して増える |
言語数 × ページ数のマトリクス(目安の考え方)
| 10ページ以下 | 10〜30ページ | 30ページ以上 | |
|---|---|---|---|
| 1言語追加 | 小規模。既存サイトの主要ページのみ翻訳 | 標準的なコーポレートサイトの多言語化 | 製品・サービスページが多い場合 |
| 2〜3言語追加 | 主要市場に絞った展開 | 最も相談が多いレンジ | 運用体制の設計が必須になる規模 |
| 4言語以上 | 現実的には初期設計費の比重が大きい | 翻訳の一元管理(用語集・翻訳メモリ)が必須 | 大規模。段階的な公開を推奨 |
費用を抑えるための現実的な進め方
- 全ページを一度に多言語化しない。 問い合わせや購入に直結する主要ページ(10ページ前後)から始め、効果を見て広げる
- 用語集を最初に作る。 社名・製品名・専門用語の訳を固定しておくと、以降の翻訳コストと手戻りが大きく下がります
- 言語を1つに絞って型を作る。 1言語で成果が出る型ができてから横展開するほうが、結果的に安く済みます
LIFE PEPPERでは、1,400社以上の海外マーケティング支援実績をもとに、御社のページ数・対象言語に応じたお見積もりをご提示しています。→ 海外向けWebサイト制作サービス
多言語サイト制作際の重要ポイントや当社の支援事例について知りたい場合は、【支援事例集】をダウンロードして参考にしてください。
多言語サイト制作会社を選ぶ際は、次の2つのポイントを意識することがおすすめです。
- 現地の習慣に合わせた言語に対応しているか
- 多言語コンテンツの制作に対応しているか
サイトを作成する際、日本語をそのまま翻訳すると現地ユーザーから理解しにくい文章になってしまいます。そのため、現地の文化や商習慣を理解している制作会社に依頼し、現地ユーザーの興味を惹けるコンテンツを作ると良いでしょう。
また、サイトの制作だけではなく、外国語のコンテンツに対応しているかも見極めなければなりません。サイトの見栄えが良くても、内容が充実していなければサイト評価が下がってしまうため、制作会社のコンテンツ制作スキルについても確認しましょう。
サイト制作会社選びに失敗してしまうと、せっかくサイトを作っても現地ユーザーからの評判が悪くなってしまったり、お金をかけたのに内容の薄いコンテンツばかりになってしまったりするかもしれません。
そのため、制作会社の実力や実績を見てしっかりと判断することが大切です。
多言語サイトを制作するメリットとデメリット
多言語サイトを制作するメリットとデメリット
| 内容 | |
|---|---|
| メリット | 海外・在留外国人の潜在層にリーチできる/広告に依存しない継続的な流入/現地での信頼獲得 |
| デメリット | 言語数に比例して制作・運用コストが増える/更新体制がないと情報が古くなる/技術設定のミスが重複コンテンツ判定につながる |

多言語サイトを制作するメリット
多言語サイトを制作するメリットとしては、次の2つが挙げられます。
- 国内企業に対するブランディング効果
- インバウンド集客が可能
まずは、多言語サイトを運営していることにより、国内の企業に対して海外に事業展開している企業という印象を与えられます。そのため、よりブランディングが強化され、ビジネスチャンスが広がるでしょう。
また、多言語サイトを活用して日本市場だけではなく海外の市場からも顧客を獲得することで、インバウンドの集客を実現できます。
多言語サイトを制作するデメリット

反対に、多言語サイトを制作するデメリットとして挙げられるのは、制作に多くのコストが必要なことです。
前提として1つの日本語サイトを制作しようとすると、それなりに時間とお金が必要になります。そして、その日本語サイトを多言語化させ、海外ユーザーにも対応するとなれば、膨大なコストが発生します。
これは多言語サイトを制作する上で避けられないため、まずは事前に大変さを覚悟しておき、次に紹介する対処法を参考にしてみてください。
多言語サイト制作で知っておくべき11のポイント・注意点
多言語サイトは、日本語サイトを作るときには問題にならなかった論点が一気に増えます。着手前に押さえておきたい11点を、進行の順番に沿って整理します。
関連リンク:https://lifepepper.co.jp/abroad/website-successstory/
1. 要件定義とサイト構成を先に固める
多言語サイトで手戻りが起きる最大の原因は、対象言語・対象国・多言語化するページ範囲を決めないまま制作に入ることです。翻訳を発注してから「このページは要らなかった」と気づくと、費用がそのまま無駄になります。
要件定義の段階で、次の4点を文書に落としてください。
- 対象国と対象言語(優先順位をつける)
- 多言語化するページの一覧(全ページか、主要ページのみか)
- 日本語サイトと同じ構成にするか、国ごとに変えるか
- 公開後、誰がどの頻度で更新するか
サイト構成については、日本語版をそのまま複製するのが正解とは限りません。 日本市場で必要なコンテンツと、現地で必要なコンテンツは違います。日本語サイトにある「会社沿革」より、現地では「取引実績」や「認証・規格」のほうが重視されることもあります。
- 自社製品やサービスの強みは?
- その強みを活かせる市場はどこなのか?
- その市場における競合他社は?比較した時の自社の強みは?
- その強みを活かせる製品やサービスは?
- 製品やサービスの強みを活かすための英語キーワードは?
- その英語キーワードで上位表示させるための施策は?
1つ目と3つ目のフェーズでは、日本国内ではなく、海外に進出した際の自社の強みを考えることがポイントです。客観的に自社の製品やサービスについて分析し、市場におけるポジションを見つけましょう。
強みは競合他社との比較で生まれるため、市場についてよくリサーチした上で洗い出すことが欠かせません。リサーチする際は、競合他社が注力していない部分にフォーカスすると、自社の強みを活かせる市場を見つけやすいでしょう。
英語サイトを作る場合は、日本語サイトの延長だと考えるのではなく、全く別の物として作り直したほうが成果が出やすいため、ぜひ意識してみてください。
2. 制作・運用の体制とスケジュールを決める
多言語サイトの制作は、翻訳の確認工程でスケジュールが伸びます。社内の誰が原稿を確認するのか、現地代理店にレビューを依頼するのか、その往復に何日見るのかを、最初のスケジュールに織り込んでください。
言語が増えるほど、この確認工程は並行ではなく直列になりがちです。1言語で型を作ってから他言語へ展開すると、全体の期間は短くなります。
3. 社内のリソースを確保する
外注する場合でも、社内に「決める人」と「確認する人」が必要です。ここが空席のまま進むと、制作会社からの質問が滞留し、そのぶんスケジュールが遅れます。
最低限、次の役割を決めてください。
- 対象国・掲載内容を決裁する人
- 原稿と訳文を確認する人(現地語が分からなくても、事実確認の担当は必要です)
- 公開後の更新を回す人
国内向けのWebサイトを制作するだけでも用意すべきリソースは多く、マーケットの分析やデータの収集、コンテンツの拡充、MAツールの導入、広告出稿など、さまざまな準備が必要です。Webマーケティングでやるべきことは多く、英語サイトを作る場合も同じようなリソースが必要になるでしょう。
それだけでなく、英語サイトを制作する際は国内向けWebサイトで必要な上記のリソースに加え、コードの言語の書き換えやサーバーの設定、国別のデザイン設定、UIの調整など、さらに多くのやるべきことがあります。
多言語に対応したWebマーケティングはタスクが多く大変な業務であるため、必要に応じて多言語ソリューションを活用することもおすすめです。海外SEO対策や開発・運用の自動化、言語ごとのデザイン・レイアウト調整などに対応しているソリューションを活用すれば、少ないリソースで開発や運用を進められるため、コストを抑えて英語サイトを制作できるでしょう。
また、API連携に対応しているサービスであれば、Webサイトの他にアプリやメール、チャットボット、データベース、クラウドなどのHTLM化されていない情報も多言語化することができます。
4. 多言語化の手段を選ぶ
機械翻訳をそのまま公開するのか、ネイティブがリライトするのか、ゼロから執筆するのか。手段によって費用も品質もSEO評価も変わります。 選択肢の比較は、前述の「多言語化の手段を比較する」をご覧ください。
現実的なのは、主要ページはネイティブ執筆、それ以外は機械翻訳+ネイティブリライトという使い分けです。全ページを同じ品質で作る必要はありません。
5.多言語SEOを設計段階から織り込む
多言語サイトのSEOは、公開後に足すものではなく、設計段階で組み込むものです。特に次の3点は、あとから直すと工数が跳ね上がります。
キーワードは翻訳ではなく、現地語で調べ直す。 日本語のキーワードを直訳しても、現地の人が実際に打ち込む語とは一致しません。同じ意味でも、業界で使う語と一般消費者が使う語が分かれていることが多く、検索需要は後者に集中します。対象言語ごとに、現地語でキーワード調査をやり直してください。
対象国の主要な検索エンジンに合わせる。 中国本土では百度、韓国ではNAVER、ロシアではYandexが主戦場です。Googleを前提にした設計をそのまま持ち込んでも評価されません。国別の違いは 海外SEO対策とは?国内との違い・費用相場・会社の選び方 で解説しています。
その国で人気の検索エンジンに合わせた対策をする
はじめにも紹介しましたが、対象とする国で人気の検索エンジンに合った対策を実施するようにしましょう。
検索エンジンによって、上位表示される仕組みに違いがあるので、SEO対策も実施して海外からのアクセス数を伸ばしたい場合は必須の対策です。
基本的に海外でもGoogleのシェアが大きい国がほとんですが、韓国ではNAVERが主力で利用され、台湾ではYahoo!が使われるといった違いがあります。
多言語サイトを展開しSEOでの集客も実施する場合は事前に調査をしておきましょう。
英語圏がターゲットの場合
英語圏がターゲットの場合、ターゲット国でどの検索エンジンのシェアが高いのか調べてみましょう。Google以外の検索エンジンをメインに使っている国もあるため、SEO対策や広告配信の対応を確認しておくことがポイントです。
また、国によっては制限されている検索エンジンなどもあるため、ターゲット国について事前にリサーチしておく必要があるでしょう。
全世界がターゲットの場合
全世界をターゲットにする場合、GoogleでSEO対策を行い、広告出稿していくことがおすすめです。全世界における検索エンジンのシェアはGoogleが圧倒的に多く、90%以上のユーザーが利用しています。
関連リンク:【最新】海外の検索エンジンランキング24選 世界と日本を徹底比較
hreflangを正しく設定する。 言語・地域の指定を誤ると、意図しない国のユーザーに別言語のページが表示されたり、重複コンテンツとして扱われたりします。実装まで制作会社の範囲に含まれているかを、契約前に確認してください。
国別のSEO対策は以下の記事でご紹介しています。
6. 言語ごとに独自のURLを設ける
同じURLで言語を切り替える実装(Cookieやブラウザ設定で表示を出し分ける方式)は、検索エンジンが各言語のページを個別に認識できないため避けてください。言語ごとに固有のURLを持たせるのが原則です。
URL構造は、サブディレクトリ(example.com/en/)、サブドメイン(en.example.com)、ccTLD(example.co.uk)の3択で、多くの企業にはサブディレクトリが適しています。既存ドメインの評価を引き継げるためです。
言語ごとにccTLDを分けるパターンは以下の3つです。
・国ごとにドメインを分ける(lifepepper.kr)
・サブドメインを国ごとに作成する(kr.lifepepper.co.jp)
・サブディレクトリを国ごとに作成する(lifepepper.co.jp/en)
URLを言語ごとにわけることで検索エンジンだけでなく、サイトを訪れたユーザーにとってもわかりやすくなります。
作成の方法は3つありますが、多言語サイト用のURLの作成の仕方によってその後のSEOの効果に影響してきます。
ドメインを分けて多言語サイトを作成する場合は、その後の施策で成果が上がりやすくなりますが、作成するための工数がかかるという特徴があります。
一方で、サブディレクトリで作成する場合はSEO対策や工数という面で費用を抑えることができます。
選択方法は、コストを重視して作成するか、成果を重視して作成するによって大きくことなるので検討が必要です。
将来的に多言語サイトで積極的にSEO対策を実施する計画がある場合は、ドメインを分けることをおすすめします。
7. 1ページに複数言語を混在させない
1つのページに日本語と英語を併記すると、検索エンジンがそのページの言語を判定できなくなります。読み手にとっても情報量が2倍になり、可読性が落ちます。言語ごとにページを分けてください。
例外は、会社名・住所・製品名など、翻訳せずに原語のまま残すべき固有名詞です。これらは併記しても問題ありません。
8. 言語切替リンクは見つけやすい位置に置く
言語切替は、ページ上部(ヘッダー)の右側に置くのが世界的な慣習です。フッターだけに置くと、多くのユーザーが気づきません。
あわせて次の2点に注意してください。
- 選択肢はその言語自体で表記する(「英語」ではなく「English」、「中国語(簡体字)」ではなく「简体中文」)
- 国旗アイコンだけで言語を示さない。同じ言語を複数の国で使うため(英語=米国・英国・豪州、スペイン語=スペイン・中南米)、国旗は誤解を招きます

出典:グローバルな多言語サイトの作り方と4つのポイント|Wix Blog
9. デザインと配色を対象国の感覚に合わせる
デザインの好みは国によって差があります。日本のサイトでよく使われる情報密度の高いレイアウトは、欧米では「読みにくい」と受け取られやすい傾向があります。
技術的にも次の点に注意が必要です。
- 文字量が変わる:日本語を英語やドイツ語に訳すと文字数が伸び、ボタンやナビゲーションが崩れます。テンプレートは文字量の変動を前提に設計してください
- 色の意味が違う:同じ色でも国によって連想が変わります。特に慶弔や警告に関わる配色は、現地の担当者に確認してください
- 写真に写る人物:日本人モデルばかりの写真は、現地の読者には「自分向けではない」と映ります
文章だけのセクションが続かないよう、図表やスクリーンショットを適度に入れることも、可読性の面で有効です。
10. サーバーとドメインの設定を確認する
サーバーの物理的な設置場所は、表示速度に直結します。 日本のサーバーから欧米や中国へ配信すると、体感できるレベルで遅くなります。対象国が遠い場合は、CDNの利用や現地サーバーの検討が必要です。
中国本土向けに中国国内のサーバーを使う場合は、ICP備案(サイトの登録手続き)が必須です。取得には時間がかかるため、スケジュールに織り込んでおいてください。
英語圏がターゲットの場合
英語圏がターゲットで狙いたい国が明確に決まっている場合、その地域のサーバーやドメインを取得して使用することがおすすめです。
英語サイトのサーバーは、ターゲット地域とできるだけ近い場所に置くことで、ターゲット地域からのアクセス速度が速くなります。アクセス速度が遅いと、SEO的に低い評価を受けてしまうだけでなく、Webサイトが使いにくくなりユーザーからの満足度も下がってしまうでしょう。そのため、ターゲット地域の近くにサーバーを持つことがポイントです。
また、ドメインについては、ターゲット地域に現地法人が存在するのであれば、企業の専用ドメインを取得することがおすすめです。現地の企業ドメインで英語サイトを制作すると、その国の検索エンジンにおける評価が高くなるといわれています。
ドメインはユーザーにも見えるため、現地のドメインを取得しているとユーザーからも信頼を得やすく、結果的にサイトの評価が高まりやすいでしょう。
全世界がターゲットの場合
全世界をターゲットにサイトを制作する場合、「.com」や「.net」などの全世界向けドメインを使うことがおすすめです。「全世界向けドメイン」という名の通り、世界各国の検索エンジンにおける検索結果画面への表示可能性が高まります。
よくある例として、海外進出を決めた企業が日本企業ドメイン(「.jp」など)を使っており、海外からのアクセスが増えないというケースが挙げられます。ターゲット国によって適したドメインが異なり、日本向けのドメインで世界に発信しようとしても結果が出にくいため注意しなければなりません。
日本語サイトを改善して海外向けに発信していく場合、ドメインの切り替えを検討すると良いでしょう。ただし、ドメインを切り替えるとドメインスコアが低下するなどのリスクもあるため、変更すべきかについてはよく検討しなければなりません。
多言語サイトの作り方については、次の記事をご覧ください。
関連リンク: 多言語サイトの作り方|成功する6つの秘訣
11. 現地語での問い合わせ対応を整える
見落とされがちですが、ここが決まっていないと、せっかくの反響を取りこぼします。現地語で問い合わせが来たときに、誰がどう返信するのかを公開前に決めてください。
現実的な選択肢は次の3つです。
- 社内で翻訳ツールを使って対応する(初期はこれで十分な場合が多い)
- 現地の代理店・パートナーへ転送する
- 問い合わせフォームに「対応可能言語」と「返信までの目安日数」を明記しておく

また、多言語に対応したグローバルサイトをリリースした後は、さまざまな問い合わせに対応できるように設定しておくと、ビジネスチャンスをさらに拡大できます。多言語対応については、外部へ発注する方法以外に、自社で対応する手段もあります。
ユーザーからの問い合わせに対応する主な手段は、メールやチャットなどのテキストの他に、電話による音声対応です。電話によるダイレクトなコミュニケーションはやや敷居が高いですが、テキストによる対応は定型文などをうまく活用すると、誰でも対応できるようになるでしょう。会話によるコミュニケーションが難しい場合は、外部のコールセンターへ委託するのが無難です。
多言語サイトの構築を外部のプロに依頼するメリット

構築のリソースが不足してしまう場合は、プロに依頼することがおすすめです。ここでは依頼するメリットを紹介します。
言語ごとにデザインを調整できる
言語の切り替えと同時に、その国に合わせてデザインやレイアウトを調整できます。
デザインを整える前に、運用のフローやルール、翻訳に関するルールなどを決めておき、言語ごとのサイト品質を統一することがポイントです。また、自社でも取り組むべき課題があり、翻訳の品質を維持するための責任者・担当者なども決めておく必要があります。
海外SEO対策が行える
多言語サイトSEOに欠かせない「hreflangタグ」の挿入や検索エンジンへのインデックス登録をはじめ、言語固有URLを生成したり、メタデータの翻訳・サーバーサイドでの翻訳などの海外SEO対策が行えます。
サイトへの集客効果を高めるためにSEOは重要なポイントとなるため、SEOに関して知識のある会社に依頼すると良いでしょう。
実績・経験を元に制作してもらえる
時間や人員が足りないだけでなく、多言語サイト制作のノウハウが自社にないというケースも多いのではないでしょうか。その場合、プロに依頼することでサイト制作の実績や経験を活かした提案をしてもらえます。
多言語サイトの制作を外部の業者に依頼する際は、サイト制作の目的を明確にしておき、信頼できるところに依頼することがポイントです。
多言語Webサイトの事例を紹介

先ほども紹介したように、日本人が好むデザインと海外の方が好むデザインは異なります。
ここでは、実際に海外向けに多言語サイトを展開している企業の事例を紹介します。
日本語サイトと他の国ではどのような
・デザイン違いがあるのか
・伝える内容に違いはあるのか
上記2点に注目して比較してご説明します。比較して見ると違いがはっきりしていることがお分りいただけると思います。
事例を見て多言語サイト作成時のデザイン方針の参考にしてみましょう。
浅草ビューホテル(日本語版と英語版の例)
まずは訪日外国人からの人気が高い浅草ビューホテルのWebサイトをみてみましょう。
▼浅草ビューホテル日本語版Webサイト

引用元:浅草ビューホテル公式サイト
▼浅草ビューホテル英語版サイト

引用元:浅草ビューホテル英語版公式サイト
日本語版浅草ビューホテルの場合は、トップページに表示されているバナー内の文字で情報を伝えてることが分かります。
一方で英語版のWebサイトはトップページのバナーに文字を使わずに、写真がのみ表示されています。
英語版は日本語版と比べてシンプルな作りになっていることが分かります。
日本語のWebサイトの場合はトップページに文字を盛り込み、多くの情報を伝えるWebサイトが主流ですが、アメリカの場合は感覚的に扱うデザインが好まれる傾向にあるため、サイトの作りにも違いがあります。
また、トップページの画像には日本らしさをイメージさせる写真が使われています。
インバウンド対策で多言語Webサイトを制作する場合は、日本文化をイメージさせる写真を使うことで外国人客を惹きつけることがポイントです。
高島屋の例(日本版と中国版の例)
次に訪日外国人に人気の高いデパートの多言語サイトの例を見てみましょう。
▼高島屋日本語版Webサイト

引用元:高島屋公式サイト
▼高島屋英語版Webサイト

引用元:高島屋英語版公式サイト
高島屋の日本語サイトの場合もWebサイトのトップページは情報量が多くなっています。スクロールするとキャンペーン情報が多く掲載されていました。
一方英語版のWebサイトのトップページは、とてもシンプルな作りとなっています。日本語版とは違い、伝えたいメッセージを吟味して掲載している印象があります。
▼高島屋英語版サイト(スクロール後)

さらにスクロールして見てもシンプルな作りとなっていました。訪日外国人がデパートで買い物する理由でもある免税に関する情報が掲載されているのは興味深いポイントです。
参考:チャットボットは英語対応できるのか?機能と使用事例を紹介! | DMMチャットブーストCV
日本と海外サイトの違いまとめ
ここまで多言語Webサイトを作成している企業を見てきました。
外国人向けのWebサイトは、日本のWebサイトよりもデザインの最新のトレンドを入れながら余白を活かしてシンプルなデザインが好まれる傾向にまりそうです。
シンプルだけではなく一番見て欲しいものや、伝えたいものをWebサイトのトップに表示しているようににも見られます。
また、伝える情報についても多言語サイトでは変更する必要があることが分かります。Webサイトにアクセスするときというのは、疑問や不安があり何かを解決したいときです。
そのため、多言語サイトを制作する場合は訪日外国人の関心が高い情報を掲載することが重要になります。
事例から見て分かるように多言語でWebサイトを作成する場合は
・その国の人にとって使いやすいデザインにする
・伝えたい情報と外国人の興味の高い情報を掲載する
上記2点を考えて多言語サイトの展開を実施しましょう。そうすることで価値ある多言語サイトに仕上げることができ、インバウンド対策の効果が高まります。
多言語サイト制作のご相談はLIFE PEPPERへ
LIFE PEPPERでは主にグローバルマーケティングの支援を行っており、多言語Webサイトの制作サービスも提供しております。
海外マーケティングについては1,400社以上の実績があり、海外出身のネイティブやバイリンガルスタッフが在籍しているため、多言語サイト制作におけるあらゆるお悩みの解決をサポートします。
多言語サイトで企業・事業の認知を拡大したい、売上を伸ばしたい、とお悩みの場合は、こちらの公式サイトよりお気軽にお問い合わせください。
多言語サイトの制作・リニューアルをご検討中の方へ
LIFE PEPPERでは、1,400社以上の海外マーケティング支援実績をもとに、対象言語の選定からURL設計、ネイティブによる翻訳・執筆、hreflangを含む技術対応、公開後の運用フロー設計まで一貫してご支援しています。初回のご相談は無料です。
多言語サイト制作に関するよくある質問
Q1. 何言語から始めるべきですか?
1〜2言語からを推奨します。 既存の問い合わせ元やGA4の国・言語別データを確認し、根拠のある言語から始めてください。「とりあえず英語」で始めると、効果を測る基準がないまま予算だけが消えます。
Q2. 自動翻訳ツールを使うとGoogleからペナルティを受けますか?
人によるチェックを経ていない自動翻訳をそのまま公開すると、自動生成コンテンツとみなされるリスクがあります。機械翻訳の利用自体が禁止されているわけではなく、公開前にネイティブがリライトして品質を担保しているかが分かれ目です。
Q3. サブディレクトリとサブドメイン、どちらがいいですか?
多くの企業にはサブディレクトリ(example.com/en/)が適しています。 既存ドメインの評価を引き継げるためです。サブドメインやccTLDは、その国に法人があり、独立して運用していく前提がある場合の選択肢になります。
Q4. 制作期間はどれくらいかかりますか?
ページ数と言語数によりますが、主要10ページ前後を1〜2言語で作る場合、要件定義から公開まで2〜4ヶ月が一般的な目安です。翻訳の確認工程(社内レビュー)に時間がかかるケースが多いため、スケジュールにはその余裕を見てください。
Q5. 公開後は何をすればいいですか?
日本語ページを更新したときに、各言語をいつ・誰が更新するかのフローを回すことが最も重要です。加えて、言語別・国別に分けたアクセス解析を見て、伸びている言語に投資を寄せていきます。
Q6. 現地語での問い合わせが来たらどうすればいいですか?
公開前に、誰がどう返信するかを決めておいてください。 翻訳ツールを使って社内で対応する、現地パートナーに転送する、問い合わせフォームで対応可能言語を明示する、といった選択肢があります。ここが未定のまま公開すると、せっかくの反響を取りこぼします。
まとめ

今回は多言語サイトを導入したい方に向けて、前提知識から実際に導入時に抑えておきたいポイントを紹介しました。
本記事では多言語サイトの重要性や作成時の注意点についてご説明しましたが、より具体的な情報をお求めの方は、【対応可能な国と施策】に関する資料をダウンロードしてご参照ください。
概要を振り返ると以下の3点に集約されます。
・翻訳=多言語サイトではないこと
・多言語サイトを作るうえで知っておくべき6つのポイント
・多言語サイトのデザイン事例
規制緩和により、訪日外国人はこれからも増えていきます。訪日外国人向けにサービスを展開したい方はWebサイトの多言語化が必須の対策と言えるでしょう。
ますます増えていく訪日外国人によりよいサービスを提供するためにも、多言語Webサイトの導入を進行していくことをおすすめします。
弊社LIFE PEPPERでは、ネイティブスタッフを含め海外Webマーケティングに精通したプロが効果的な多言語Webサイト導入サービスを実施しています。無料相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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