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2025年最新!日本と世界のSNS利用者数ランキングとその特徴

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SNSは現代のコミュニケーションインフラとして日常生活に不可欠な存在となっており、日本国内でも各世代でさまざまなSNSが利用されています。2025年時点での最新データをもとに、日本国内における主要SNSの利用者数と普及率をランキング形式で解説します。

2025年版 日本と世界のSNS利用者数ランキング

日本のSNS利用者数ランキング

日本の主要SNSの利用者数と普及率

以下は、2025年時点における日本国内のSNSプラットフォームの月間アクティブユーザー(MAU)推定値です。

ランキングサービス名推定利用者数(MAU)
1位LINE約9,600万人
2位YouTube約7,000万人
3位X(旧Twitter)約5,500万人
4位Instagram約5,200万人
5位TikTok約2,100万人
6位Facebook約1,400万人

LINEが不動の1位を占め、依然として日常的な連絡手段としての地位を保っています。
一方で、若年層ではTikTokやInstagramの利用率が急上昇しており、特に動画コンテンツ消費が日常化しています。

参考:ホットリンク「2025年 SNS利用動向レポート」https://www.hottolink.co.jp/column/20250106_114872/

LINEの利用状況

LINEは2025年現在、日本国内で最も利用されているSNSプラットフォームです。個人間のチャットだけでなく、公式アカウントやLINE VOOM(旧LINEタイムライン)、LINE広告など、多様なマーケティング手段を提供しています。

また、LINE PayやLINEミニアプリの利用拡大により、生活インフラとしての機能も年々強化されています。企業や自治体にとっては、顧客接点のハブとして活用できる重要なプラットフォームです。

Instagramの人気と活用事例

Instagramは特にZ世代・ミレニアル世代に人気があり、写真・動画による直感的な情報共有が支持されています。2025年には「Instagramストーリーズ広告」や「リール(短尺動画)」による訴求が定着し、BtoC企業を中心に活用が広がっています。

事例
ある化粧品ブランドでは、商品の使用感を紹介するリール動画をインフルエンサーと協業し展開。24時間以内に視聴回数10万回超を記録し、公式ECサイトへの遷移率も大幅に向上しました。

このように、Instagramはビジュアル訴求に強いマーケティングチャネルとして今後も成長が見込まれます。

参考:デジタルクロス https://www.thedigitalx.net/blog/sns-ranking

世界のSNS利用者数ランキング

グローバルな視点で見ると、SNSは地域ごとに異なる特徴と利用傾向があります。以下では2025年現在、世界の主要SNSの利用者数をランキング形式で示し、それぞれの特徴を解説します。

世界の主要SNSの利用者数と地域別普及率

ランキングサービス名世界の月間利用者数(MAU)主な利用地域
1位Facebook約29億人北米・中南米・東南アジア
2位YouTube約26億人全世界
3位WhatsApp約25億人ヨーロッパ・中南米・インド
4位Instagram約24億人欧米・アジア全域
5位TikTok約16億人アジア・北米
6位WeChat(微信)約13億人中国本土

Facebookは今なお世界最大のSNSとして広く活用されており、特にビジネス活用・広告配信の面で優位性を保っています。一方、TikTokやInstagramは急速に若年層を中心にシェアを拡大しており、視覚的コンテンツ主導の時代を象徴する存在となっています。

Facebookの特徴と世界での普及状況

Facebookは世界的にビジネスプラットフォームとしての機能が充実しており、広告配信、イベント告知、グループ運営など多彩な機能を提供しています。特に発展途上国や中南米では、Facebookを通じて情報収集・ショッピング・仕事探しを行うユーザーが多く、生活の基盤的SNSとしての役割を果たしています。

加えて、ビジネス用途でのFacebookページ運用が企業にとって標準化しており、ブランド認知拡大に不可欠なチャネルとなっています。

TikTokの成長と若年層への影響

TikTokは2025年も引き続き爆発的な成長を続けており、世界で16億人を超えるユーザーを抱える動画特化型SNSとして、特に10〜30代の若年層に浸透しています。

最大の特徴は「アルゴリズムによるレコメンド精度の高さ」であり、ユーザーの興味に最適化されたコンテンツが短時間で拡散される仕組みが支持されています。

マーケティングでは、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を起点としたバズの創出が重視され、企業もキャンペーンやチャレンジを通じて自然な訴求を図っています。

事例
アメリカの飲料メーカーが仕掛けた「#TasteChallenge」キャンペーンでは、TikTok経由での売上が前年同期比180%増を記録。

参考:ISONEスタッフブログ https://www.is1.co.jp/staff-blog/20240808.html

SNSコンテンツの質と量のバランスが重要である理由をさらに深く理解したい方は、こちらで詳しい資料をダウンロードできます。

各SNSの特徴と活用ポイント

SNSごとに特性や利用シーンが異なるため、ターゲットや目的に応じた戦略的活用が求められます。ここでは代表的なSNSの特徴とビジネス活用のポイントを整理します。

Instagramでのインフルエンサーマーケティング

Instagramはビジュアル中心のSNSであり、感覚的な共感を喚起しやすいことから、インフルエンサーとの協業が効果的です。
インフルエンサーは「マイクロ(1万人以下)」「ミドル(数万人)」「メガ(10万人以上)」に分類され、ブランドや商材のターゲット層に近い層を選定することが成功のカギとなります。

事例
旅行業界では、地方自治体がインフルエンサーと協業し、体験型コンテンツをInstagramで発信することで、海外旅行者の予約率が2倍に上昇。

LINEのビジネスツールとしての利用

LINEはユーザーとの1対1のつながりを維持できる強みがあります。「LINE公式アカウント」「リッチメニュー」「チャットボット」「LINE広告」など多彩な機能を組み合わせることで、販促からCRM(顧客関係管理)までを一貫して実現できます。

特に小売・飲食・サービス業において、リピーターの囲い込みやクーポン配信が成果に直結しやすいのが特徴です。

事例
全国展開の飲食チェーンでは、LINE経由のクーポン配信により来店率が前年比120%を記録。

WhatsAppの国際的なチャットアプリとしての位置づけ

 WhatsAppは、主に欧州・中南米・インド・中東で圧倒的なシェアを誇るチャットアプリで、ビジネス向けには「WhatsApp Business」も展開されています。

海外市場への進出や現地とのやりとりをスムーズにするために、多言語対応やチャットサポートツールとして活用されることが増えています。

特に旅行・越境EC・BtoB商談の分野での活用が進んでおり、現地スタッフや顧客との「即時・気軽な連絡手段」として信頼されています。

WeChatの詳細については、次の記事を参考にしてください。

日本と海外のSNS利用の違い

SNSの活用には国・地域ごとの文化やデジタル環境が大きく影響します。この章では、日本と海外でのSNS利用の特徴や、成功事例から見える実践ポイントを紹介します。

日本におけるSNSの特徴と利用傾向

日本では「匿名性」と「身内での共有」を重視する文化が強く、LINEのようなクローズドなSNSが主流です。一方、若年層を中心にInstagramやTikTokなどビジュアル型のSNSが急速に普及しています。

特徴的なのは、実名での自己発信には慎重であること。そのため、企業によるプロモーションは過度な露出よりも、「自然な共感」や「役立つ情報」の提供を重視する傾向にあります。

また、SNSでの検索行動も活発で、ハッシュタグやキーワード検索を活用してレストランやコスメ情報を探すユーザーが増加。SEO的視点とSNSの融合が重要視されています。

参考:ホットリンク https://www.hottolink.co.jp/column/20250106_114872/

海外で人気のSNSとその理由

海外では、実名登録が一般的で、情報発信に積極的な文化が広く根付いています。

  • アメリカ:FacebookやInstagramを中心に、マーケティングやコミュニティ形成の中核
  • 中国:WeChat・RED(小紅書)など独自SNSが強く、Eコマース連携が発達
  • 欧州・中南米:WhatsAppを中心に、リアルタイムな会話と顧客対応が重視される

このように、地域によってプラットフォームや利用目的に大きな違いが見られます。

各国のSNSマーケティング成功事例

事例1
アメリカのアパレルブランド InstagramとTikTokを併用し、Z世代向けに「着こなしチャレンジ」を展開。UGCによる拡散でブランド認知が急拡大。

事例2
中国の化粧品ブランド REDでのレビュー投稿とWeChatミニプログラムでの即時購入導線を構築し、月間売上が前年比220%に。

事例3
フランスの観光地 WhatsAppでの観光案内チャットボットを導入し、来訪者の満足度向上と再訪率UPを実現。

いずれも現地のSNS文化に寄り添った施策を実行している点が成功の鍵となっています。

参考:ISONEスタッフブログ https://www.is1.co.jp/staff-blog/20240808.html

各SNSを最大限に活用してマーケティング効果を高めるためには、コンテンツの“質”と“量”の管理が不可欠です。こちらから高品質なSNSマーケティング戦略のための資料を入手してください。

まとめ

SNSを活用したグローバルマーケティングの重要性

SNSは今や単なる情報発信ツールではなく、消費者との接点を創出するインフラとして機能しています。世界各地で異なるSNSが台頭し、それぞれに特化したマーケティング戦略が必要です。

今後、SNSを活用したグローバルマーケティングでは以下の視点が不可欠です。

  • ターゲット国ごとの文化・行動様式の理解
  • 使用されるSNSプラットフォームの特性理解
  • 信頼されるコンテンツ制作と継続的なエンゲージメント構築

日本企業のSNS戦略の展望

日本企業は、国内に限らず海外市場を見据えたSNS戦略の再設計が求められています。特に、“日本発の価値”をいかに現地文化と接続させるかが今後の鍵になります。

  • 多言語対応コンテンツの発信
  • 現地インフルエンサーやKOLとの連携
  • LINEやInstagramなど日本発プラットフォームの強みを生かした展開

これらを踏まえ、“ローカル×グローバル”の視点を持つことで、新たな価値創出が可能となります。

世界のSNSトレンドを知ることのメリット

世界のSNS動向を理解することは、以下のような実利的な効果をもたらします。

  • 海外進出時のマーケットインサイトを得られる
  • 海外顧客との信頼構築に役立つ
  • 国内戦略に国際的視点を導入できる

つまり、SNSリテラシーは、グローバル競争力の一部であるといえるでしょう。

参考:デジタルクロス https://www.thedigitalx.net/blog/sns-ranking

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