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中国人がスマートフォンを購入したら必ず入れるアプリが「WeChat(微信/ウィーチャット)」です。日本では「中国版LINE」として紹介されることが多いですが、2025年時点のWeChatは、LINE・PayPay・楽天・Google Map・病院予約・公共料金支払いをすべて統合した「スーパーアプリ」 に進化しており、中国人の生活インフラそのものとなっています。
2025年現在、中国国内版「微信」の月間アクティブユーザー数は約10.6億人、海外版WeChatを含めた合算では約14.1億人 にも達しています(出典:Tencent公式発表 )。中国本土の人口14億人の 約8割 がWeChatを利用している計算で、ほぼ全国民のインフラとなっていることがわかります。
本記事では、WeChatの基本機能・最新トレンド(WeChat Channels、Mini Programs)・アカウント開設方法・企業のマーケティング活用方法 を2026年最新版で完全解説します。中国市場進出を検討する企業、訪日中国人観光客の集客に取り組む企業必読の内容です。
中国市場でのWEBマーケティング戦略を立てる上では、WeChatの理解が不可欠です。さらなる詳細や具体的な手法を知りたい方は、【中国×製造業】BtoB製造業のためのWEBマーケティング手法 3選の資料をぜひダウンロードして参考にしてください。
WeChat(微信)とは

WeChatはわかりやすくいうと中国版のLINEです。2011年1月に中国テンセント社によって、インスタントメッセンジャーアプリとしてスタートしました。
現在では、チャットだけでなく、次のような機能があります。
- ショッピング
- チケット予約
- オンライン・オフライン決済
- 配車や飲食店での注文から決済
- 税金の申請・支払い
- オンライン診療
ただのチャットアプリではなく、中国で生活する上で必要なプラットフォームです。
「中国版LINE」を超えた、世界有数のスーパーアプリ
日本では「中国版LINE」と説明されることが多いWeChatですが、現在は メッセージング機能を超えた「スーパーアプリ」 として進化しています。1つのアプリの中に以下のような多様な機能が統合されています。
- メッセージング・通話:チャット・音声通話・ビデオ通話・グループチャット(LINE相当)
- モーメンツ(朋友圈):友人同士の投稿シェア機能(Facebookタイムライン相当)
- WeChat Pay(微信支付):QR決済・送金・公共料金支払い(PayPay+楽天Pay+銀行振込相当)
- 公式アカウント(公众号):企業の情報発信・記事配信(LINE公式アカウント+ニュースサイト相当)
- Mini Programs(小程序):ダウンロード不要のミニアプリ群(飲食予約・ECショッピング・タクシー手配等)
- WeChat Channels(视频号):ショート動画・ライブ配信(TikTok相当、2020年リリース)
- WeChat Work(企業微信):企業向け業務ツール(Slack/Teams相当)
- 検索(搜一搜):WeChat内の総合検索エンジン
- 行政手続き:健康コード・税金申告・医療予約
日本人で例えるなら 「LINE + PayPay + 楽天 + Google Map + Slack + 病院予約アプリ + 公共料金支払いアプリ」をすべて1つにまとめた感じ といえばイメージしやすいでしょう。中国人にとってのWeChatは、もはや「アプリ」というよりも「電気・ガス・水道と並ぶ生活インフラ」に近い存在になっています。
WeChat Channels(视频号)の急成長|2020年以降の最重要機能
2020年にリリースされた WeChat Channels(中国語:视频号、シーピンハオ) は、WeChat内のショート動画・ライブ配信機能で、2025年現在のWeChat最大の成長領域となっています。
WeChat Channelsの規模感
- 日次アクティブユーザー数:約8億人(2025年)
- 動画視聴時間は中国のショート動画市場で 抖音(Douyin、中国版TikTok)に肉薄
- リリースからわずか3年で、Bilibili・Kuaishouを 上回るレベル に成長
- 中国EC市場でも 抖音電商に次ぐライブコマースプラットフォーム として注目
マーケティング活用ポイント
WeChat Channelsの最大の強みは、WeChat公式アカウントとの相互連携 です。
- 公式アカウントの記事から視频号動画への誘導
- 視频号のライブ配信視聴者を公式アカウントフォロワーへ変換
- B2B企業のリード獲得導線 としても効果的(特に企業微信との連携)
訪日中国人観光客向けの認知拡大施策としても、WeChat Channelsは抖音と並んで効果が高く、「ライブ配信で日本の店舗・商品を紹介」「ショート動画でブランドストーリーを発信」 という活用が広がっています。
中国インフルエンサー(KOL)を活用したマーケティング全般については、中国インフルエンサープロモーション(RED-小紅書) もご参照ください。
WeChatのユーザー数と利用実態(2025年最新)
WeChatの利用規模は2018〜2020年頃から大きく拡大し続けています。
- 中国国内版「微信」月間アクティブユーザー数:約10.6億人(2024年Q3平均)
- 海外版WeChatを含めた合算MAU:約14.1億人(2025年)
- 中国本土の人口14億人の 約8割 が利用、ほぼ全国民のインフラ
- ユーザー1人あたりの 1日平均利用時間:約80分(DemandSage 2025年データ)
ユーザー層の変化:銀色経済の台頭
過去には「ユーザーの70%以上が35歳以下の若年層」と言われていましたが、2025年現在は構造が大きく変化 しています。
- 中国政府のデジタルアクセシビリティ施策と「銀色経済」(高齢者市場)の拡大により、51歳以上の高齢層ユーザーが最大セグメント に
- 18〜25歳・26〜35歳の若年層は依然として大きな割合を占めるものの、もはやWeChatは「若者だけのアプリ」ではない
- 全世代的なライフインフラ として浸透
中国でWeChatが圧倒的シェアを獲得した背景
WeChatが中国でこれほど普及した最大の理由は、中国本土では海外SNS(LINE・Facebook・Twitter・Instagramなど)が「グレートファイアウォール」で利用制限 されていることです。中国国内の限られたアプリにユーザーと機能が集中する構造になり、WeChatは「コミュニケーション」「決済」「情報収集」「ECショッピング」「行政手続き」のすべてを一手に引き受けるスーパーアプリへと進化しました。
WeChatの運営会社の概要

WeChat(微信)は、中国で最も人気のあるソーシャルメディアプラットフォームであり、その運営会社はテンセント(騰訊)です。
テンセントは中国を代表するIT企業であり、インターネットサービス、エンターテイメント、AI、クラウドサービスなどの分野で幅広い事業を展開しています。WeChatは、テンセントの製品であり、ユーザーはチャット、音声通話、ビデオ通話、ソーシャルメディアの機能を利用できます。
WeChatは、中国国内で約10億人以上のアクティブユーザーを抱えており、ビジネスにおいて重要なコミュニケーションツールとなっています。
他SNSとの違いについて
では、WeChatは他のSNSとどのような違いがあるのでしょうか。
- LINE
これら二つのSNSとの違いについて詳しく解説します。
Weibo(微博)との違い
Weiboは中国語でミニブログという意味で、140文字での情報発信や画像・動画の投稿ができるので、中国版Twitterとも呼ばれています。
日本国内でも、TwitterとLINEを使い分けるように、中国でもそれぞれのSNSを使い分けているユーザーが多いです。
特に中国は方法規制が厳しいため、Weiboを情報収集源として利用している人が多くいます。そのため、不特定多数のユーザーに対して情報を発信するときはWeiboが利用されます。
LINEとの違い
WeChatもLINEも多くの機能があり、チャット以外にも利用できるという点は共通しています。しかし、WeChatは中国人の国民性がより反映されています。
具体的には、相手にお年玉を送ることができる「紅包」や、文字や情報・画像を共有できる「モーメンツ」、PRで活用できる「シェイク」などがあります。具体的に次の章で解説します。
wechatは安全なのか?
WeChatは決済などで使えて便利ですが、安全面は大丈夫なのでしょうか?WeChatのセキュリティ面や気を付けるべきことについてもまとめてみました。
黄・賭・毒の3つが禁止
WeChatでは中国の規制事項が禁止されています。それが「黄・賭・毒」の3つです。
日本語にするとポルノ産業や賭け事、ギャンブルを指しています。これらを使ったテキストやこれらを連想させるワードには注意が必要です。WeChatは中国の検閲の保護下にあるので、同様のワードを多用するアカウントは、アカウントの凍結などの厳しいペナルティが発生します。
逆に言えば、不特定多数への投資の勧誘や詐欺まがいの商法などが横行しにくく、一般ユーザーにとっては安心して使える環境と言えます。
WeChatは検閲されている

WeChatでは、「黄・賭・毒」を取り締まるため、メッセージや情報の発信が暗号化されておらず、常に検閲により監視されています。そのため、情報の漏洩の可能性は注意しなければなりません。
もちろんビジネスでもあらゆる場面で使われているWeChatですが、まだ公にしていない社内情報や機密なやりとりには多用せず、使い分けるといいでしょう。
セキュリティ設定はマスト
WeChatは非常に便利なサービスですが、それだけにパーソナルな情報を多く持っています。利用の際にはセキュリティ設定はきちんと行っておきましょう。
1.他のサービスとパスワードを併用しない。
WeChatに限ったことではないですが、オンライン上のサービスを利用するにあたってはこれが一番有効なセキュリティの手段です。オリジナルのパスコードを設定しておきましょう。
2.緊急連絡先を登録しておく。
WeChatでは、万が一のために信頼のおける友人や家族を3人緊急の連絡先として設定しておくことが可能です。設定した時に友人や家族に通知がいくわけではないので、念のため設定しておくと良いでしょう。
3.声紋認証を利用する。
WeChatでは、パスワードの他に声紋認証機能があります。
声紋認証は、[設定]→[プライバシー]から設定することが可能です。
数字を読み上げるだけで登録することが出来ます。日本語でも問題ありませんので、登録しておくと良いでしょう
WeChatの機能
ここからはWeChatの機能について解説します。
メッセージ・決済・送金
- メッセージ機能
- 決済機能(WeChatPay)
- モーメンツ機能
- シェイク機能
一つずつ解説します。
メッセージ機能
アプリを開いた時に表示される画面がチャットタブです。ここでは、LINEと同じようにチャットをすることができます。
テキストメッセージや写真・動画の送信はもちろん、音声通話やビデオ通話も可能です。
トーク画面をみていただければわかりますが、LINEやFacebookのメッセンジャーと違いはほとんどありません。

決済機能(WeChatPay)
WeChatにはWeChatPayという電子マネー機能があります。LINE Payと同じような機能ですが、普及率が大きく異なり、中国人の90%以上の人がWeChatPayを利用していると言われています。
このWeChatPayに、先ほど紹介したお年玉を送金する「紅包」などの機能が含まれています。
なお、2018年度のWechatの公式発表によれば、WeChatPayでショッピングを支払いユーザーは2017年より1.5倍増、食事の支払いは1.7倍増、医療費支払いは2.9倍増となっており、右肩上がりで利用ユーザーが増えていることがわかります。
WeChat Pay(微信支付)の最新動向
WeChatの中核機能の1つである WeChat Pay(微信支付) は、2013年のサービス開始以降、中国のキャッシュレス決済を牽引してきました。2025年現在も中国人の 日常決済の最大手段 の地位を維持しています。
日本企業にとってのWeChat Pay
- 訪日中国人観光客の決済対応:日本国内の店舗・飲食店・宿泊施設でWeChat Payを導入することで、訪日中国人客にとっての「使いやすさ」を大幅に向上
- 越境EC決済:中国本土の消費者向けECサイトでは、WeChat Payの導入がほぼ必須
- LINE Pay連携:日本のLINE PayはWeChat Payと相互利用可能なため、LINE Payを導入している店舗は実質的にWeChat Pay対応店舗となる
- ライブコマース決済:WeChat Channelsライブ配信中の「いますぐ購入」ボタンからWeChat Payでの即時決済が可能
WeChat Pay対応は、もはや訪日中国人ビジネスの基本インフラといえます。
モーメンツ機能
モーメンツ昨日は、自分の投稿を友達同士で共有する機能です。LINEでいうタイムライン機能、Facebookでいうフィード機能になります。
いいねやコメントでインタラクティブな交流をすることができます。
シェイク機能
シェイク機能は、近くにいる人とマッチングできる機能です。LINEでいう「ふるふる」の機能となります。
スマホを上下に振ると、同様にシェイクしている人とマッチングできます。
検索・発見機能
WeChatの検索機能では、ユーザーは友達、グループ、公共アカウントなどを検索して接続することができます。また、ニュース機能では、ユーザーは最新のニュースや記事を閲覧し、興味のあるトピックに関する情報を取得可能です。
そのほか、WeChatのミニプログラム機能は、小規模なアプリケーションのようなものであり、ユーザーはミニプログラム内でゲームをプレイしたり、オンラインショッピングをしたりすることができます。ミニプログラムは企業にとっても有用であり、ブランドのプロモーションや商品の販売などに効果的です。WeChatの多機能性と幅広い利用者層は、中国マーケティングにおいて大きな可能性を秘めているといえます。
関連リンク:WeChatミニプログラムの機能や使い方は?導入メリットや費用も解説 – (株)LIFE PEPPER|1000社の海外デジタルマーケティング支援
自分に関する機能
WeChatのユーザーが自分の登録情報を確認・編集できる機能では、自分のプロフィール情報、連絡先、プライバシー設定などを管理することができます。例えば、ユーザーはプロフィール写真を設定したり、名前やニックネームを変更したりできます。
また、連絡先情報を更新したり、友達の追加や削除を行ったりすることも可能です。
Wechatの登録方法
ここからは、WeChatの登録方法を解説します。
アカウントの作成
WeChatの登録に必要なものは、スマートフォンと電話番号です。
iOS、Androidどちらも無料でアプリをインストールすることができます。
インストールはこちらから↓
アカウントの作成手順は以下の通りです。
- WeChatをインストールした後、アプリの「電話番号で登録する」をタップ
- 氏名・電話番号を入力
- パスワード入力
- 電話番号を入力
- 「電話番号の確認」をタップし電話番号認証





アカウントの情報登録
アカウントの情報登録は、右下の「自分」というタブから可能です。
登録できる情報は次の通りです。
- 自分の写真のアップロード
- 名前変更
- WeChat IDの変更
Wechat IDは6~20文字で設定可能です。また、WeChat IDは年に1回しか変更することができないので、IDはよく考えてから設定するようにしましょう。
Wechatの基本の利用方法
ここからはWeChatの基本的な利用方法について解説します。
解説するのは次の機能についてです。
- 連絡先追加
- モーメンツ
- 高度な検索
- チャンネル
- ミニプログラム
一つずつ詳しく解説します。
連絡先追加
友達の連絡先を追加したい時は、右上にある+ボタンをクリックします。
次の二つの方法で連絡先を追加することができます。
- 友人の追加
- QRコードのスキャン
モーメンツ
WeChatにはモーメンツという機能があります。モーメンツ機能では、すでに友達になっているユーザーのつぶやきをチェックすることができます。

グループを作成して、グループに参加している人のみが確認できる投稿をすることもできます。
高度な検索
通常の検索機能は、友達とのやりとりを検索する時に利用されますが、高度な検索機能も存在します。
「発見」メニューから「検索」をクリックすることで利用できます。検索バーにキーワードを入れることで、次のような検索結果が出てきます。
- モーメンツの記事
- ミニプログラム
- Webサイトのコンテンツ
- 動画
様々な媒体の情報を一度に確認することができるので、WeChatユーザーから人気の機能となっています。
チャンネル
TikTokのような機能がチャンネル機能です。友達が追加した動画はもちろん、今話題になっている動画もチェックすることができます。
動画はスワイプすることで次の動画を確認することができます。

ミニプログラム
WeChatにはミニプログラムという機能があります。「跳一跳(テャオイーテャオ)」や「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」などが有名なミニプログラムとして挙げられます。
ミニプログラムとは、WeChatを作っている中国テンセント社以外の会社が作ったアプリを利用する機能のことです。ダウンロード不要で利用することができるので、多くの人が利用しやすいというメリットがあります。端末容量や通信データを気にする必要がない、アップデートを自分でする必要がないというのも、利用ユーザーを増やしている理由です。
また、よく利用するプログラムについては、「マイミニプログラム」として登録することができます。
実際にLOFTはこのようなミニプログラムを作成しています。

11億人以上が利用しているWeChatのユーザーを活用できる可能性があるので、多くの企業がミニプログラムの開発・提供に興味を持っています。ECサイトで商品を購入させたいと考えている場合にも、銀行カードとの紐づけ、新規登録の手間などが不要のため、他のアプリケーションよりも決済の障壁が低いと言われています。
Mini Programs(小程序)の最新動向
WeChat内で ダウンロード不要で使えるミニアプリ「Mini Programs(小程序)」 は、2017年のリリース以降、WeChatのコア機能の1つとして成長を続けています。
- 月間アクティブユーザー数:約9億4,500万人(2025年)
- 65,000社以上の企業 がWeChat Work経由でMini Programsを業務利用
- 日本企業の越境EC・訪日インバウンド集客でも必須のチャネルに
- 開発コストは 通常のスマホアプリの約半額 で構築可能(WeChat仕様の言語使用)
日本企業の活用事例
- 越境EC:ECサイトのMini Program版を提供することで、ユーザーは追加アプリをインストールせずに購入完結
- 訪日インバウンド:飲食店・宿泊施設・観光地のMini Programによる予約・決済の現地化
- 店舗予約・順番待ち:日本の店舗で中国人観光客向けの予約・QRコード来店受付
詳しくは WeChatミニプログラムとは?越境ECや訪日中国人向けの活用例 で解説しています。
2026年版・WeChat最新トレンド3選
WeChatを取り巻く環境は、2024〜2026年で大きく変化しています。日本企業がWeChatマーケティングを行う上で押さえておくべき3つの最新トレンドをご紹介します。
トレンド1:銀色経済(高齢者市場の拡大)
中国では人口構造の変化により、51歳以上のシニア層がWeChat最大ユーザー層 となっています。中国政府が推進する「デジタルアクセシビリティ」施策により、シニア向けUIの強化が進み、高齢者でも使いやすい設計に進化しました。日本企業も、健康食品・医療機器・シニア向け旅行などのカテゴリで、シニア向けマーケティングの重要市場としてWeChat を活用する動きが広がっています。
トレンド2:WeChat Channels(视频号)×ライブコマース
ショート動画&ライブコマース機能 WeChat Channels(视频号)の日次アクティブユーザー約8億人 という巨大なリーチを活かしたライブコマースが急成長。化粧品・ファッション・健康食品など、視覚的な商品紹介が効果的なカテゴリでは、WeChatライブコマースが新たな主戦場になっています。
トレンド3:AI機能とWeChat Workの企業利用拡大
2025年以降、WeChatにはAI機能(翻訳・要約・コンテンツ生成支援)が段階的に組み込まれ、企業微信(WeChat Work)の利用も6,500万社超 に拡大しています。BtoB企業の中国営業活動においても、企業微信+Mini Programs+WeChat Channelsの組み合わせが標準化しつつあります。
中国全体のSNSマーケティング戦略については、中国向けSNS WeChat (微信) & Weibo (微博) 活用サービス もご参照ください。
Wechatのプロモーション活用
WeChatを利用したプロモーションには、次の2つの方法があります。
- 公式アカウント広告
- モーメンツ広告
公式アカウント広告は、公式プラットフォームの下部にバナーやテキストで出すことのできる広告のことです。この公式プラットフォームには、広告配信を許可している50,000人のユーザーが存在しています。バナーのPVは1日あたり約20億PVとも言われており、目的に応じてターゲットを設定して広告を出稿することができます。
モーメンツ広告は、モーメンツ上に表示できる広告のことです。表示できるのはロゴやブランド名のほか、テキスト・写真・リンクとなっています。TikTok広告と同じように、「シェア機能」や「コメント機能」・「いいね!機能」もあります。
モーメンツ広告は次のような条件でターゲット配信をすることができます。
- 地域
- 興味
- キーワード
- 性別
- 学歴
- 収入
- 結婚しているか
- 年齢
関連リンク:WeChat広告運用のメリットとは?出稿方法をご紹介 – (株)LIFE PEPPER
公式アカウントの種類
WeChatには、主に3つの公式アカウントの種類があります。
- サービスアカウント(訂閲号)
- 購読アカウント(服務号)
- 企業アカウント(企業号)
サービスアカウントは、一般的な企業やブランドが利用することができる公式アカウントです。このアカウントでは、記事やニュースを配信することができます。マス配信は、毎月1回のみに制限されています。
また、購読アカウントとは、メディアや個人ブロガー、情報提供者が利用することができる公式アカウントです。フォロワーはアカウントの更新情報を購読することができ、マス配信の回数制限はありません。また、メッセージ機能は制限されており、ユーザーからのメッセージへの返信はできません。
そして、企業アカウントとは、企業が自社の製品やサービスを宣伝・販売するために利用することができる公式アカウントです。このアカウントでは、商品カタログ、オンラインショップ、カスタマーサービスなどを提供することができます。
中国マーケティングでWeChatを活用する重要性
WeChat(微信)は、企業が顧客とのつながりを構築し、ブランド認知度を高め、製品やサービスを宣伝・販売するための優れたプラットフォームです。そのため、WeChatを活用することは、中国市場でのビジネスにおいて重要な戦略となります。
WeChatでは、公式アカウントを通じて、コンテンツやニュースの配信、カスタマーサービスの提供、プロモーションの実施などが可能です。また、WeChatはソーシャルメディアとしての側面も持っており、企業は、ユーザーとの対話を通じてフィードバックを受け取ったり、顧客のニーズや傾向を把握したりすることができます。
さらに、WeChatは中国のモバイルユーザーにとって不可欠なアプリケーションであり、WeChatを通じて企業がユーザーにリーチすることは、マーケティング上の大きなチャンスとなります。
関連リンク:Wechatはなぜ重要?中国マーケティングに欠かせない理由 – (株)LIFE PEPPER
関連リンク:Wechatとは?中国人向けインバウンド対策に必須!効果的な使い方を解説 – (株)LIFE PEPPER|1000社の海外デジタルマーケティング支援
WeChatを活用したプロモーションの事例や具体的な展開方法を知りたい場合は、弊社が提供する【中国×製造業】BtoB製造業のためのWEBマーケティング手法 3選 が役立ちます。成功事例を踏まえた詳細な情報を得るために、こちらから資料をダウンロードしてください。
Wechatの活用ならLIFE PEPPER
WeChatを活用して収益を伸ばしたいと考えている場合は、ぜひLIFE PEPPERにご依頼ください。
LIFE PEPPERでは次の4つのサービスを展開しています。
- Wechat ミニプログラム開発サービス
- WeChat(ウィーチャット)運用代行サービス
- 中国WeChat(微信)ミニプログラム
- 中国向けSNS WeChat(微信)・Weibo(微博)活用サービス
それぞれ一つずつ解説します。
Wechat ミニプログラム開発サービスでは、次のような事業が展開できます。
- 化粧品、家電製品、文房具、雑貨、健康食品、粉ミルクなどの輸入販売
- 医療病院予約および料金決済、旅行ツアー商品販売・観光地案内、交通電車乗車券予約および航空券検索、飲食料理注文およびOnline決済
- 芸能人やインフルエンサーの情報発信
詳しくは次のページをご確認ください。
WeChat(ウィーチャット)運用代行サービスでは、WeChat運用代行だけでなく、WEB広告、インフルエンサープロモーション、Webサイト制作、などの施策を組み合わせた総合的なご提案が可能です。
詳しくは次のページをご確認ください。
中国WeChat(微信)ミニプログラムでは、『現地のプラットフォームを利用』してモノ・サービスを中国市場で販売することができます。ダウンロード不要で利用できる手軽さから、中国人が生活する上でのプラットフォームになりつつあります。そのような仕組みを利用してビジネスを行うことが、今後重要になってくるでしょう。
詳しくは次のページをご確認ください。
中国向けSNS WeChat(微信)・Weibo(微博)活用サービスは、流行の移り変わりの早い中国で、貴社ビジネスにあったといった中国で利用されているSNSを通じて、御社や御社のサービスや商品の認知を高めたり実際に購買活動を促したりするサービスです。WechatとWeibo以外のSNS活用のご支援も可能となっています。
詳しくは次のページをご確認ください。
WeChatに関するよくある質問
Q1. WeChatとLINEの最大の違いは何ですか?
サービスの広さ が決定的に異なります。LINEは基本的にメッセージング+公式アカウント+LINE Payが中心ですが、WeChatは メッセージング・SNS・決済・ミニアプリ・ショート動画・ライブ配信・公共料金支払い・医療予約・行政手続き までを1つのアプリに統合した「スーパーアプリ」です。中国人にとってWeChatは「アプリ」というより「生活インフラ」に近い位置付けです。
Q2. WeChatの企業アカウントは何種類ありますか?
主に 「サブスクリプションアカウント(订阅号)」「サービスアカウント(服务号)」「企業アカウント(企业微信)」 の3種類があります。サブスクリプションアカウントは1日1回までの記事配信が可能(中国国内向け)、サービスアカウントは月4回までの配信ができ、より高度な機能が使えます。企業微信は社内コミュニケーション・顧客管理向けの企業ツールです。海外企業はサービスアカウントが中心となります。
Q3. WeChatのアカウント開設に時間はどれくらいかかりますか?
個人アカウントは数分で開設できますが、法人の公式アカウント開設は通常2〜4週間 かかります。中国の法人登録番号、本人認証、各種証明書の提出が必要なため、海外企業の場合は現地パートナーや代理店経由で開設するのが一般的です。LIFE PEPPERではWeChat運用代行サービス で開設から運用まで支援しています。
Q4. WeChatマーケティングは中国本土向けと訪日中国人向けで違いますか?
戦略が大きく異なります。中国本土向け は、KOL(インフルエンサー)連携・Mini Programs・WeChat Channels(视频号)・WeChat Pay対応が中核です。一方、訪日中国人向け は、WeChat公式アカウントでの日本旅行情報発信、WeChat Pay対応店舗の案内、Mini Programsによる店舗予約・購入導線の整備が重要です。詳しくはWeChat運用代行サービス でご相談ください。
Q5. 「黄・賭・毒」(ポルノ・賭博・薬物)以外にWeChatで注意すべき表現はありますか?
中国政府の規制対象として、「政治的に敏感な内容」「中国共産党や指導者への批判」「香港・台湾・チベット・ウイグル関連の議論」 はアカウント凍結や検閲対象になります。また、「不法商法」「過剰広告」「虚偽情報」 も厳しく取り締まられます。マーケティング目的のコンテンツでも、現地の感覚を理解した適切な表現が必要です。
まとめ
本記事では、本記事では、WeChatの基本情報、登録方法、プロモーションでの活用方法について解説しました。
WeChatには次のような機能があります。
- チャット
- ショッピング
- チケット予約
- オンライン・オフライン決済
- 配車や飲食店での注文から決済
- 税金の申請・支払い
- オンライン診療
LIFE PEPPERでは中国人の生活のプラットフォームになりつつあるWeChatを利用して、企業のプロモーション戦略を立てるお手伝いが可能です。少しでも興味があれば、お問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございます。WeChatの活用法についてもっと深く知りたいと考えている方は、当社が提供する【中国×製造業】BtoB製造業のためのWEBマーケティング手法 3選はまさにそのための資料です。こちらからダウンロードできますので、是非お役立てください。
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この記事を書いた人
株式会社 LIFE PEPPER 編集部
LIFE PEPPERは、1,000社以上の海外デジタルマーケティング支援実績 をもとに、中国向けマーケティング(WeChat運用、RED小紅書プロモーション、WeChat広告、Mini Programs開発、中国KOL連携、越境EC、訪日中国人インバウンドプロモーション等)など、日本企業の中国市場展開を多角的にサポートしています。
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