News&Blog

【2026年最新】大阪のインバウンド需要|万博後も増え続ける訪日外国人の傾向と集客5つのポイント

訪日インバウンド
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • プリントする

目次

「天下の台所」として古くから親しまれてきた大阪。USJや大阪城、御堂筋、道頓堀など観光スポットも多種多様で、大阪は食い倒れやお笑いなど独自の文化が栄えています。

2025年は日本のインバウンドにとって歴史的な転換点 となった年です。訪日外国人旅行者数は 4,268万3,600人 と過去最多を更新(前年比+15.8%)、インバウンド消費額も 9兆4,549億円 と過去最高を記録しました(出典:JNTO「訪日外客数2025年12月推計値」観光庁「インバウンド消費動向調査」)。

その中で大阪は、2025年4月〜10月に開催された「大阪・関西万博」 が大きな追い風となり、訪日客から最も人気の都市の一つとなりました。万博開催月の2025年4月だけで訪日外客数は 390万8,900人(前年同月比+28.5%) と過去最多を更新するなど、大阪インバウンドの注目度は一気に高まっています。

大阪に訪れる訪日客の国別構成は、訪日客全国首位の韓国(2025年945.9万人) をはじめ、中国(909.6万人)、台湾(676.3万人)、米国、香港など多様化が進んでいます。大阪で効果的なインバウンドビジネスを行うには、これら主要国のそれぞれに合わせた 多角的なマーケティング戦略 が鍵です。

インバウンド観光客に人気の大阪ですが、お店を構えているにもかかわらず、外国人観光客が思うように集客できず困っている方もいるのではないでしょうか?この記事では、ポスト万博時代の大阪インバウンド事情と、効果的な集客マーケティング施策について2026年最新版で紹介します。
大阪でインバウンドマーケティングを成功させたい!という方はぜひ参考にしてくださいね。
*:大阪府|観光統計調査

訪日客の国別構造は2019年から大きく変化

コロナ前の2019年は大阪に訪れる訪日客のうち中国が約45.8%、韓国が13.1%、台湾が10.4%と、中国客が圧倒的多数 という構造でした。しかし2025年現在、訪日客の国別構造は大きく変化しています。

2025年訪日客全国ランキング(JNTOデータ)

順位国・地域訪日客数大阪訪問率の傾向
1位韓国945.9万人大阪はLCC利用で人気急上昇
2位中国909.6万人2019年比では未だ回復途上
3位台湾676.3万人大阪はリピーター比率が高い
4位米国330.6万人万博効果で大阪訪問が増加
5位香港251.7万人大阪は近距離訪問先として人気

最大の変化は 訪日客首位が韓国に変わった ことです。韓国客はソウル〜大阪間がLCCで気軽に行ける距離感のため、短期間に複数回訪日するリピーターが多い ことが特徴です。大阪インバウンド戦略では、もはや「中国一辺倒」ではなく、韓国・中国・台湾の主要3市場 + 欧米豪市場 を意識した多角的アプローチが必須となっています。
訪日韓国人観光客の集客方法については、訪日韓国人観光客向けインバウンドマーケティングの成功のコツ訪日韓国人集客の鉄則 でも詳しく解説しています。

大阪でインバウンドマーケティングを成功させたい方へ、訪日韓国人集客の成功ノウハウをギュッと凝縮した資料をご用意しています。『訪日韓国人集客の鉄則 – NAVERブロガーで9年間成功し続けているノウハウ公開』はこちらから無料でダウンロードいただけます。

今インバウンド市場で大阪がアツい理由

訪日外国人数は2019年に3,188万人を記録した後、2020年にコロナ禍で激減しましたが、その後力強く回復し、2025年には過去最多の4,268万人を達成 しました。

訪日外客数の推移(2019〜2025年)

訪日外客数前年比備考
2019年3,188万人+2.2%コロナ前の過去最高
2020年412万人-87.1%コロナで激減
2023年2,506万人本格回復元年
2024年3,687万人+47.1%コロナ前水準を超え
2025年4,268万人+15.8%過去最多更新・大阪・関西万博開催

大阪はその中で 訪日客が必ず立ち寄る人気都市 として、国内屈指のインバウンド集客拠点であり続けています。2025年には大阪・関西万博を含む特需が重なり、大阪の訪日外客数は前年を大きく上回る水準を記録しました。

来阪外国人による消費金額も、2019年の 約1兆円水準 から、2025年には 大阪・関西万博効果 によりさらに拡大したと見込まれています。今後も大阪をはじめとする関西エリアの訪日観光客数と消費金額は、ポスト万博・IR開業を見据えて伸びていくと予想されています。

なぜ大阪がここまで注目されているのか?実際の来阪外客数の推移などのデータから読み取っていきましょう。

*:日本政府観光局「年別訪日外客数の推移

東アジアマーケットに特にフォーカスした施策をお探しでしたら、韓国マーケットで絶大な効果を発揮しているブログマーケティング資料『訪日韓国人集客の鉄則 – NAVERブロガーで9年間成功し続けているノウハウ公開』を参照してみてください。詳細はこちらでチェックできます。

国内全体の約39%のシェアを握っている


出典元:大阪府|観光統計調査
大阪府に訪れるインバウンド客は毎年増加しており、2015年は716万人、2019年には1,231万人と4年間で1.6倍以上に増えている事がわかります(*)。
これは日本全体に訪れる訪日客数(3,188万人)の約39%を占める数字です。
では、インバウンド客は大阪に何を求めているのでしょうか。そのポイントについて紹介していきます。
*:大阪府|観光統計調査

インバウンド客が大阪に求めるポイント5選

インバウンド客が大阪に訪れる目的は「日本的」なもの以外にもショッピング、グルメ、観光、文化体験など人や国によってもニーズはバラバラです。
ここでは外国人観光客が何を求めて大阪に来訪するのか、インバウンド客目線のニーズについて紹介していきます。

1.「食い倒れの街」で満喫する日本のグルメ

「食い倒れの街」大阪が観光客を魅了しているポイントは、なんと言っても「グルメ」です。
大阪観光局の調査によると、訪問地に大阪を選んだ理由として第1位、2位の観光とショッピングに次いで、3位が食事が魅力的と38%の観光客が回答(*1)。
主要な観光地を巡った後に、キタ、ミナミ、天満、鶴橋、新世界、天王寺周辺のグルメエリアを回るコースが定番となっています。
日本人の間では「天下の台所」として有名なグルメスポットですが、それは海外でも同じようです。アメリカのニューヨーク・タイムズ誌も大阪を以下のように紹介しています。
「京都を⽇本の精神、東京を⽇本の⼼臓とすれば、⼤阪は⽇本の飽くなき⾷欲だ」(*2)
大阪で観光客に食べられているものは日本全国で人気の高いラーメン、寿司をはじめ、TOP10の中にはお好み焼き、たこ焼きもランクインしており、大阪の名物を熟知した上で足を運んでいることが分かります。
ミナミは裏なんば、天満駅や福島駅近くの居酒屋エリア、鶴の焼肉、新世界の串カツ、裏天王寺の居酒屋エリアは特におすすめで日本人以外にも多くの観光客に愛されています。
多くのグルメがあることで、ついつい飲み食いしすぎてしまい「食い倒れ」してしまうという誘惑が大阪にはあるのです。
*1:2019年 関西国際空港 外国人動向調査結果
*2:New York Times/52 Places to Go in 2017

2.グルメと一緒にショッピングも楽しむ


出典先:2019年 関西国際空港 外国人動向調査結果
現地の消費にはショッピングも含まれています。
大阪の商業施設には家電、ファッション、化粧品、生活グッズ、アニメグッズなど日本のカルチャーを楽しめる買い物スポットが近い距離に集まっています。
特に人気の高い道頓堀や新世界では免税店も増加しており、都市全体のインバウンド対応が急速に進んでいます。また梅田北エリア、天王寺北エリア、京橋周辺などの再開発により、ショッピングの街としての存在感もより大きくなっていきます。また「モノ消費」から「コト消費」に移行していく事も大切です。「モノ消費」から「コト消費」に移行している背景には、消費者の行動変化があります。海外旅行をする層は、経済的に成熟しており、身の回りにモノがあふれている状態です。
今や、彼らの興味は日本にしか無い楽しさ・スリル・快適さといった欲求を、非日常的な体験によって味わいたいと思っています。インバウンド事業で成功させるヒントがここに眠っていると言えるでしょう。
*:訪日外国人消費動向調査ー国土交通省観光庁

3.大阪城やUSJなどの観光地・テーマパーク巡り

大阪は国内でも特に多くの観光スポットに溢れています。道頓堀、大阪城、USJなど国内でも認知度の高い観光地があり、外国人観光客からも注目を集めています。
旅行客は観光時間が限られているため、ショッピングと合わせて近場に複数の観光スポットを訪れることができる大阪は観光客のニーズを十分に叶えられます。
大阪観光局の2019年の調査(*)によると外国人訪問者数ランキングは、1位から順に道頓堀、大阪城、USJ、黒門市場、日本橋となっています。
中でも黒門市場は利用客の80%が外国人旅行者と言われています。
しかし人気の観光スポットに観光客が密集している一方で、箕面の滝のようなインバウンド隠れスポットもまだまだ存在する大阪。外国人訪問者数はトップである道頓堀の数十分の一しかないものの、インバウンド客の満足度が非常に高い場所です。
こうした隠れた人気スポットの掘り起こしとPRが、今後の課題の1つになるでしょう。
インバウンド客誘致で成功した事例の中には、商品そのものではなく、「体験」を提供するお店や施設があり、この「体験」こそ現在のインバウンド対策で重要なカギになっています。
※:2019年 関西国際空港 外国人動向調査結果

4.ナイトクルーズなどの夜景堪能ツアー

大阪に訪れたインバウンド客の満足度85%という驚異的な数字を叩き出しているのは、夜景スポット巡りなどのナイトツアーです。
例えば、大阪堺市にある堺泉北臨海工業地帯を満喫出来る工場夜景ツアーなどです。
広大な工業地帯で東燃ゼネラル、コスモ石油、JXエネルギー、大阪国際石油精製などの製油所が立地しています。
船の上から白色や黄色などの照明に照らされた、金属の巨大建造物がゴウゴウと音を立てて動く姿はまるでSFや非現実的な世界のようで日本以外にも多くの工場夜景ファンを魅了しています。
他にも、船で道頓堀川を堪能するナイトクルーズ「とんぼりリバークルーズ」では普段味わうことのできない川からの眺望を20分間でサクッと楽しめるガイド付きのミニクルーズです。
このように、短い時間で楽しめる、料金が安い、観光プランに組み込みやすいという要素を満たしているナイトツアーは、利用者からも高い評価と満足度を得ていると言えます。

5.奈良・京都を旅行する拠点として

大阪は奈良、京都と隣接しており、日中は奈良・京都を観光し、夜には大阪でグルメやショッピングを楽しむという観光客も多数存在します。
大阪は宿泊施設はもちろんのこと、飲食店も充実しているため非常に便利です。
奈良も京都も、寺社仏閣・史跡・景勝地など、観光地として見て回る場所には事欠きません。インバウンド客にも好評で、訪問者数の伸び率は両府県ともに全国トップクラスです。

2025年大阪・関西万博がインバウンドに与えた影響

2025年4月13日〜10月13日に開催された 大阪・関西万博 は、大阪インバウンドにとって過去最大級のチャンスとなりました。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、約160カ国・地域が参加。来場者は最終的に 約2,820万人、うち海外からの訪問客は 約350万人 に達したと公表されています。

万博の経済効果と訪日客への影響

  • 経済効果:万博開催期間中の経済効果は 約1兆円規模 と試算され、宿泊・飲食・小売・交通・エンタメなど多岐にわたる業種に波及
  • 訪日外客数の大幅増:2025年4月の訪日外客数は 390万8,900人(前年同月比+28.5%) と過去最多を更新
  • 国別来場ランキング:万博会場周辺の人流データでは 1位中国、2位韓国、3位台湾 という構造で、4位以下に欧米豪諸国がランクイン
  • 訪日先の多様化:万博効果で 「初訪日が大阪」 という観光客が増え、ゴールデンルート(東京〜京都〜大阪)から 大阪起点の関西周遊 への流れが強化

大阪・関西万博の主な遺産(レガシー)

万博は単なる短期イベントではなく、大阪インバウンドに以下の遺産を残しています。

  • 大阪ベイエリア(夢洲・舞洲・咲洲)の開発加速:万博跡地はIR(統合型リゾート)開業に向けて再開発予定
  • 多言語対応インフラの拡充:万博期間中に整備された案内表示・Wi-Fi・キャッシュレス対応がポスト万博でも継続
  • 海外からの認知度向上:万博を通じて世界各国メディアに大阪の魅力が継続的に発信され、長期的な訪日意欲につながった
  • インバウンド事業者のスキルアップ:多くの飲食店・宿泊施設・小売店が万博期間中にインバウンド対応経験を蓄積

万博終了後の2026年以降も、「万博で大阪を知った海外旅行者がリピート訪問する」 流れが続くと予測されています。

ポスト万博時代の大阪インバウンド|2030年に向けた展望

万博閉幕後、大阪インバウンドはどのような方向に進化していくのでしょうか?2026年以降の主要トピックは次の3つです。

①IR(統合型リゾート)の開業準備

2030年頃の開業を目指すIR(カジノを含む統合型リゾート)が大阪・夢洲に建設予定です。IRが本格稼働すれば、東京・京都・大阪に加わる4つ目の主要訪日ハブ として、大阪インバウンドはさらに大きく拡大すると予想されています。

②訪日客6,000万人時代への準備

政府は 2030年までに訪日客数6,000万人・観光消費額15兆円 の目標を掲げています。2025年実績4,268万人から、さらに +40%程度の成長余地 があり、大阪はこの成長を牽引する最重要都市の一つです。

③国別マーケティングのきめ細かい設計

「中国一辺倒」「韓国一辺倒」ではなく、主要国それぞれに合わせたマーケティング が求められる時代になりました。具体的には:

  • 韓国向け:NAVERブログ・KakaoTalk・YouTube韓国チャンネルを活用したマーケティング
  • 中国向け:RED(小紅書)・WeChat・抖音電商を活用したライブコマース型集客
  • 台湾向け:Facebook・Instagram・LINEを活用した親日層リピート促進
  • 米国・欧州向け:Google MEO・TripAdvisor・YouTube英語コンテンツでの認知拡大

LIFE PEPPERでは、1,000社以上の海外マーケティング支援実績 をもとに、これら各国向けの最適なマーケティング戦略をワンストップでご支援しています。詳しくは訪日インバウンドマーケティング・戦略サービス もご参照ください。

大阪のインバウンド対策!訪日外国人を増やす施策5つ

多くのインバウンド客が訪れている観光客をお店に足を運んでもらうためには、工夫や施策が必要になります。ここではインバウンド集客に必要な施策についていくつか解説していきます。

インバウンド客を増やすための具体的な手法を知りたい方は、『訪日韓国人集客の鉄則 – NAVERブロガーで9年間成功し続けているノウハウ公開』をダウンロードしてご活用ください。実践的なノウハウが満載の資料を無料で提供しています。

1.現地の外国語案内やウェブサイトの多言語対応

インバウンド客を効果的に取り込むためにも、ウェブサイトの多言語化(英語・中国語・韓国語)は重要です。日本に訪れる前に現地で情報に触れてもらい、観光ルートに取り込んでもらう事が大切です。
実際に足を運んでくれたインバウンド客のために、多言語対応した案内看板を設置することで、満足度向上や消費行動促進に繋げます。
実際に大阪城公園の公式サイトをチェックしてみると、英語・中国語・韓国語の3ヶ国語に対応しています。
ウェブ上からダウンロード出来るガイドブックや案内マップも多言語対応しているため、足を運ぶ前にアクセスまでの時間、観光地周辺の情報などを具体的に知ることができます。

2.無料Wi-Fiスポットの設置で利便性アップ

最近ではWi-Fiが繋がるかどうかでお店を探す人も多くなっており、無料Wi-Fiスポット設置は、欠かせない要素になっています。その上、先述のSNS・口コミサイト活用においても効果的です。
大阪府はOsaka Free Wi-Fiを導入し、府内5,000箇所で展開を進めているものの、カバーしきれていない場所もまだまだ多いのが現状です。まだ無料Wi-Fiを設置されていない方はこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。

3.リスティング広告出稿などウェブ集客に力を入れる

店舗への集客を促すには、まずウェブ上で認知してもらうことが大切です。
いくら多言語対応や無料Wi-Fiの対応を進めても、ウェブ上での認知が薄ければ、インバウンド客が足を運んでくれることはありません。
インバウンド客に旅行前から注目してもらうためには、リスティング広告出稿などのウェブ集客に力を入れるようにしましょう。
韓国でのシェア獲得に悩んでいるレンタカー会社では、1,000社以上の訪日外国人集客・海外マーケティングの戦略支援相談実績のあるLIFE PEPPERのアドバイスにより海外向けにブログを通したマーケティングを実施しました。
その結果、3ヶ月で利用者を5倍にした実績を叩き出すことに成功しました。
このサービスについて詳しく知りたい方は無料相談を受け付けているので、ぜひお気軽にご相談ください。

大阪インバウンド対策の成功事例

ここではインバウンド客誘致に成功した、黒門市場、千日前道具屋筋商店街の事例2点をご紹介ます。
先述したインバウンド客を誘致する施策に活かす、アイデアの種があるかも知れません。ぜひ参考にしてみてください。

お客様の80%が外国人!食の商店街・黒門市場

  • SNS開設や無料Wi-fiスポット整備、HPの多言語対応
  • 食の商店街・黒門市場を満喫してもらうための取り組み
  • アンケート調査を実施し顧客目線を強化する取り組み

黒門市場を満喫してもらうため、食べ歩きする方のために食材を串へ刺して提供、じっくり味わいたい方向けにテーブル席の用意、外国人観光客を案内する和服姿のコンシェルジュを配置といった工夫を実施しました。
またアンケート調査を実施しインバウンド客の感想や要望を聞き出し、商店街全体をブラッシュアップする取り組みも継続的に行われています。
こうした活動を店舗が一丸で行った結果、インバウンド客にとって魅力的なスポットに生まれ変わり、かつての活況を取り戻しました。満足度も非常に高くなり、リピーターの増加に繋がりました。
黒門市場が行った上記の施策のうち、取り組みやすいのはアンケート調査ではないでしょうか。お客様が求めるものを知るには、お客様に直接聞くのが最も確実です。
SNSや口コミサイトの評判とあわせて、お客様の感想を活用しインバウンド客誘致に役立てましょう。

2025年現在の黒門市場:万博後も維持される人気

黒門市場は2025年大阪・関西万博開催期間中も、訪日外国人観光客が押し寄せる人気スポットの一つとして賑わいを見せました。万博効果でリピーターも増加しており、当時のインバウンド対策(串刺し提供・コンシェルジュ・アンケート調査)の改善サイクル が今でも有効に機能している好例といえます。地域全体で取り組むインバウンド対策の参考事例として、引き続き他地域・他業種からも注目されています。

*:日本政府観光局/インバウンド事例

小さな老舗の商店街へ外国人が殺到!千日前道具屋筋商店街


調理器具、厨房器具など、プロ用の専門器具を販売する商店が連なる千日前道具屋筋商店街。全長160mほどの老舗商店街ですが、外国人が殺到しています。
Made in Japan、日本ならではの食器・金物は、外国人の興味を惹きやすい商品が並ぶ商店街。あるお店では、数万~数十万円もする包丁が、なんと1日で20~30本売れています。他の店舗にも、プロ・個人を問わず絶え間なくインバウンド客が来店します。
ニッチなニーズに堂々と応えるべく、プロフェッショナル御用達の商品を取り揃えた千日前道具屋筋商店街。
希少性とSNS開設・HPの多言語化・商店街全域でのWi-fiスポット整備などWebマーケティングやインバウンド受け入れ体制の充実を図りました。
他に特筆すべきは免税決済の導入で、消費税の負担がなく外国人観光客にとってありがたい取り組みですね。
こうした施策が功を奏し、インバウンド客がひっきりなしに訪れる人気商店街となったのです。
参照記事:東洋経済オンライン/訪日客が殺到!老舗商店街のスゴい「仕掛け」

大阪・関西インバウンドの関連記事

大阪インバウンドに関するよくある質問

Q1. 2025年大阪・関西万博は大阪インバウンドにどんな影響を与えましたか?

万博期間中(2025年4月13日〜10月13日)に 約350万人の外国人 が大阪を訪問し、約1兆円規模の経済効果 をもたらしました。万博をきっかけに「初訪日が大阪」という観光客も増え、東京〜京都〜大阪の従来のゴールデンルートから 大阪起点の関西周遊 への流れが強化されています。また、万博期間中に整備された多言語案内・Wi-Fi・キャッシュレス対応などのインフラが、ポスト万博でも継続して活用されています。

Q2. 大阪を訪れる訪日外国人の国別構成はどうなっていますか?

2025年の全国訪日客ランキングでは 1位韓国(945.9万人)、2位中国(909.6万人)、3位台湾(676.3万人)、4位米国、5位香港 となっており、2019年の「中国一強」から大きく変化しています。大阪訪問者も同様の傾向で、韓国・中国・台湾の主要3市場 に加えて欧米豪市場が重要度を増しています。

Q3. 大阪でインバウンドマーケティングを始めるには、まず何をすべきですか?

3つのステップが基本です。① ターゲット国の特定(自社商品・サービスに合う国・地域を1〜2カ国に絞る)、② その国の主要プラットフォームでの認知獲得(韓国ならNAVERブログ、中国ならRED小紅書、台湾ならFacebook/Instagramなど)、③ 多言語対応の整備(メニュー、案内表示、決済、Wi-Fi)。詳しい支援内容は訪日インバウンドマーケティング・戦略サービス でもご相談を承っています。

Q4. 大阪と京都・東京と比較して、インバウンド集客の特徴は?

大阪は 「滞在型・体験消費型」 の傾向が強く、東京の「広域周遊型」、京都の「文化体験型」とは異なります。大阪では 道頓堀・心斎橋・USJ・大阪城・通天閣・黒門市場 などのコンパクトに固まったエリアでの 食べ歩き・体験型ツアー が好まれ、訪日客一人当たりの消費単価が比較的高めです。

Q5. ポスト万博の2026年以降、大阪のインバウンドは続きますか?

続くと予想されています。理由は3つ:①万博を通じて世界各国に発信された大阪の認知度の継続効果、②2030年頃のIR(統合型リゾート)開業に向けた継続的なインフラ整備、③政府の訪日客6,000万人目標達成に向けた継続的なプロモーション。大阪は引き続き 訪日インバウンドの最重要都市の一つ であり続けると見られます。

まとめ

現在の大阪インバウンド市場には、事業を成長させるチャンスがたくさん埋まっています。インバウンド対策にチャレンジするのであれば、今すぐにでも始めていきましょう。

大阪インバウンド集客でお困りの企業様へ

LIFE PEPPERでは、1,000社以上の海外マーケティング支援実績 をもとに、大阪を含む訪日インバウンド集客をワンストップでご支援します。

  • 訪日韓国人集客:NAVERブログ・KakaoTalk・韓国インフルエンサー連携
  • 訪日中国人集客:RED(小紅書)・WeChat・抖音電商・ライブコマース
  • 訪日台湾人集客:Facebook・Instagram・LINE・台湾インフルエンサー連携
  • 訪日米国・欧州人集客:Google MEO対策・TripAdvisor・YouTube英語コンテンツ
  • 訪日インバウンド向け動画制作:多言語対応プロモーション動画

「大阪・関西万博で得られた認知を活かしてインバウンド集客を伸ばしたい」「特定の国からの集客に苦戦している」などのご相談を、初回相談無料 で承っています。

関連サービス

この記事を書いた人

株式会社 LIFE PEPPER 編集部

LIFE PEPPERは、1,000社以上の海外デジタルマーケティング支援実績 をもとに、訪日インバウンド集客、海外向けマーケティング、越境EC、多言語サイト制作、海外SNS運用など、日本企業のグローバル展開を多角的にサポートしています。大阪・関西エリアのインバウンド集客実績も豊富です。

LIFE PEPPER では、海外マーケティングに役立つ基礎知識やノウハウをまとめ、50種類以上のお役立ち資料を公開しています。

ご興味のある方は、以下リンクからダウンロードしてご活用ください。

⇒50種類以上の海外マーケティングに役立つお役立ち資料集

個別相談会申し込みフォーム

無料の個別相談会を開催しております。海外マーケティングのご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • プリントする
Category Category

訪日インバウンドの関連記事