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2023年以降、訪日韓国人数は急上昇しています。その数は1,133,800人(2023/1-2月)と、コロナ前の2019/1-2月の1,495,187人の75.8%まで回復※しており、今後もさらなる増加が見込まれています。
韓国からの訪日観光客をさらに増やすためにはインバウンドマーケティングが欠かせません。ここではそのポイントをご紹介します。
※訪日外客数(2023 年 2 月推計値) 日本政府観光局(JNTO)
訪日韓国人観光客向けインバウンドマーケティングとは?

インバウンドとは「外から中へ入ること」を表しており、ここでは海外から国内へ外国人が旅行で訪れることを意味します。インバウンドマーケティングは、潜在顧客にとって魅力的なコンテンツを配信し、訪問者の興味を惹きつけて顧客化していくマーケティング手法です。
訪日韓国人観光客向けインバウンド市場は拡大傾向にあり、若者の短期滞在が増加しています。日韓交流が盛んに行われるようになったことで、訪日韓国人観光客は今後も増加することが予想されているため、訪日韓国人へ向けたインバウンドマーケティングにより力を入れていくべきといえるでしょう。
関連リンク:インバウンドとは?どんな意味?これからの日本を支える重要なキーワードへの理解を深めよう!
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こちらもオススメ:韓国人による “ネオ爆買い解説”
本資料では、2015年の中国人による爆買い現象と、2023年の韓国人による爆買い現象について解説をしています。
ここ数年の訪日韓国人の推移
日韓交流が盛んになったこともあり、2000年代から日本語を学ぶ韓国人学生が増えています。それに伴い、日本を訪れる韓国人の数も増加しており、中には何度も日本を訪れるコアなリピーターも少なくありません。

参照:成田国際空港公式WEBサイト_フライト情報を調べる(出発地:ソウル 2023/4/23時点)
日韓両国を結ぶ航空機の数も年々増えており、近年は格安航空路線の参入も著しく、より気軽に日本を訪れることができるようになりました。韓国路線(ソウル発→成田着)は1日30便以上に回復。
また急回復最先鋒の福岡では、飲食店内は日本人:韓国人=1:9の状況も。
また、弊社にてご支援させていただいているお客様においても、
- 都内のビジネスホテル様:全予約の10%が訪日韓国人になった。ものすごいスピードで戻ってきている。
- 大手リテール様:コロナ前の約40%ほどまで来館者が回復している。
と韓国インバウンド向け対策を早急に実施したいとご相談いただいております。
訪日韓国人観光客は今後も増加するとみられており、韓国人をターゲットにしたインバウンドマーケティングは観光立国としての日本を考える際、避けては通れないものです。
2024年の訪日韓国人の数
日本を訪れる韓国人旅行者が2024年に新記録を達成しました。日本政府観光局(JNTO)の最新データによれば、昨年の韓国からの訪日客数は881万7,800人に達し、史上最高を記録。前年から26.7%増加し、コロナ前の2019年と比較すると57.9%も上回る結果となりました。
この好調な伸びにより、韓国は2年連続で訪日外国人数トップの座を維持。日本のインバウンド観光において最重要市場としての地位をさらに固めています。特に2024年は地方都市を結ぶ路線を含む航空便の新設や増便が相次ぎ、訪日需要を大きく押し上げました。
2024:年末に発生した韓国国内での航空機事故は一時的に旅行マインドに影響を与えたものの、2025年2月現在では旅行需要は回復基調にあり、今後の訪日観光への長期的な影響は限定的と見られています。
参考:訪日ラボ2024年の訪日韓国人数は881.8万人で国別1位、消費額は前年比30.3%増:韓国市場の最新インバウンドデータを解説【2024年年間】
https://honichi.com/news/2025/02/26/inbound-korea-2024
【2025年最新】訪日外国人旅行者数と国の内訳
日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2025年1月の訪日外国人旅行者数は3,781,200人となり、前年同月比40.6%増加し、単月として過去最高を記録しました。
国別内訳(2025年1月):
韓国:967,100人(前年同月比12.8%増)
中国:980,300人(同135.6%増)
台湾:593,400人(同20.5%増)
香港:243,700人(同30.8%増)
タイ:96,800人(同6.9%増)
シンガポール:45,700人(同33.9%増)
マレーシア:75,000人(同133.8%増)
インドネシア:63,200人(同53.1%増)
フィリピン:72,200人(同27.2%増)
ベトナム:50,400人(同13.0%増)
インド:16,200人(同28.5%増)
オーストラリア:140,200人(同35.3%増)
アメリカ:182,500人(同38.4%増)
カナダ:42,300人(同33.6%増)
メキシコ:9,300人(同36.7%増)
イギリス:26,400人(同33.3%増)
フランス:16,500人(同14.2%増)
ドイツ:12,700人(同22.1%増)
イタリア:8,800人(同27.9%増)
スペイン:7,400人(同55.2%増)
ロシア:4,900人(同51.1%増)
北欧地域:9,200人(同23.7%増)
中東地域:11,900人(同102.2%増)
その他:105,100人(同35.0%増)
中国からの訪日者数は前年同月比135.6%増と大幅な増加を示し、韓国、台湾、香港、オーストラリア、アメリカなど多くの国・地域からの訪日者数も増加傾向にあります。
これらの増加は、旧正月(春節)期間の旅行需要の高まりや、ウィンタースポーツ需要の増加などが要因と考えられます。
今後も訪日外国人旅行者数の動向を注視し、観光業界全体での受け入れ体制の強化が求められます。
参考:JNTOの訪日外客統計2025年1月推計値(2025年2月19日発表)
https://www.jnto.go.jp/statistics/data/_files/20250219_1615-1.pdf
なぜ韓国人が日本を訪れるのか

なぜ韓国人が日本を訪れるのかというと、次のような理由が挙げられます。
- 韓国から行きやすいから
- 若者を中心に日本のポップカルチャーへの興味関心が高まっているから
- 短期滞在でも十分に海外旅行を楽しむことができるから
- 円安の影響で、高品質なものを手ごろに購入することができるから。
韓国から日本へは、様々な路線が就航しています。フライト時間も短く、時差もないため、気軽に訪れることができる外国としては最適です。
加えて2000年代から若者を中心に漫画やアニメ、ファッションなどのポップカルチャーに持つ人が増えたことで、日本を訪れる韓国人観光客が増えたと考えられます。
また、韓国国内では現在物価上昇が続いているというのも一つの理由です。
また円安の影響で、韓国に比べて高品質なものを割安に購入することができます。
そのため、日本のハイクォリティな化粧品や家電、ファッションなどを購入するために日本を訪れる韓国人も少なくありません。
韓国人観光客に人気のエリア観光地
「訪日ラボ」によると韓国人観光客に人気の滞在先は、次の都市です。
1位 東京都
2位 大阪府
3位 福岡県
4位 千葉県
5位 京都府
東京や京都は外国人観光客が訪れる定番の都市です。
韓国人観光客にとりわけ人気なのが福岡です。
福岡エリアは韓国から日帰りで訪れることができるだけでなく、ご当地グルメやショッピングなどが楽しめることから、若者を中心に人気があります。
特に韓国と福岡を結ぶ航空機はチケットが安くなったこともあり、若者でも気軽に旅行ができる行先として大きな注目を集めているのです。
他には、大阪など「食べ物が美味しい都市」も人気があります。

韓国人観光客は西日本から入出国することが多いため、どうしても西日本の観光地を中心に巡りがちです。
インバウンドマーケティングをする際は、東日本や北日本など西日本以外の地域の魅力を発信するとともに、より快適で便利なアクセス方法を具体的に掲示するなどの工夫が必要でしょう。
つい数年前まで韓国人観光客が日本に求めるものといえば、温泉やゴルフが主流でした。
しかし、最近は若者観光客が増えたこともあり、温泉やゴルフ場といったハード面ではなく、聖地巡礼や登山、ショッピングといったソフト面へと求めるものが変化してきています。
特に日本のアニメやドラマなどに登場する所謂「聖地」は若者を中心に大人気です。例えばバスケ漫画「スラムダンク」のアニメオープニングに登場する江ノ島電鉄「鎌倉高校前」駅近くの「海が見える踏切」などは特に人気です。

ポップカルチャーに興味のある若者を中心に、聖地巡礼に訪れる人が後を絶ちません。
韓国というとどうしても日本に対して厳しい態度を取る国というイメージがありますが、若者を中心に日本のポップカルチャーは広く受け入れられており、それらゆかりの場所には日夜多くの韓国人観光客が足を運んでいます。
また、日本を訪れる韓国人女性の中には一人旅を楽しむ人も少なくありません。そうした女性にはマッサージやスパ、エステといった美容系のスポットも人気があります。
一方で、登山に興味を持つ韓国人観光客も少なくありません。
特に韓国には無い標高の高い山に人気が集まっています。
しかし、軽装備で険しい山に登ったり、ガイドやベテラン登山者の付き添いを得ずに登山を決行したりする人がいるのも事実です。
2013年には長野県の中央アルプスで、軽装で登山した韓国人観光客の自防事故も起きています。
西日本に比べて韓国人観光客が訪れることが少ない地域には、まだ知られていない魅力的なソフトが多数存在しています。
これから日本を訪れる韓国人観光客を増やすためには、そういったソフト面への知見を深め、より魅力的にPRする方法の模索が求められるのではないでしょうか。
航空便の再開が来日の後押しに
コロナ後の航空便の再会は韓国人の来日の後押しとなっており、航空データOAG社の発表では、国内の主要空港(成田・羽田・関空・福岡・名古屋・札幌)へ着いた国際線は1万3,678便となっています。これは、前年比312.7%増の便数であり、座席数については298.2%増の324万8,371席です。
韓国人旅行客が選ぶ旅行先として北海道の人気が高く、毎日8便飛んでいたソウルと札幌を結ぶ直行便ですが、2023年の2月16日から28日にかけてはLLCティーウェイ航空のチャーター便が仁川と旭川を4往復しています。
日本企業が韓国進出する重要性やメリットとは?
引用:https://unsplash.com/photos/qjsmpf0aO48
日本市場は縮小傾向にあり、海外進出の必要性が高まっています。そのなかでも、韓国は日本の文化が多くの人へ精通しているため、海外進出先として検討する企業は多いようです。
また、日本の企業と協業を望む韓国企業が多いため、進出しやすいこともあります。
日本企業が韓国進出するメリットとしては、インバウンド事業の需要が高いことや日本と物理的な距離が高いことが挙げられます。訪日外国人旅行者のなかでも韓国人の割合は高いため、韓国国内で成功した事業をインバウンド事業として日本でも継続していけるでしょう。
そのほか、韓国は交通や電力、ITなどのインフラが整備されており、現代ならではのデジタルマーケティングで効率的に集客しやすいこともメリットです。
関連リンク:https://lifepepper.co.jp/korea/important-to-expand-into-korea/
韓国人の日本に対するSNSの投稿や口コミ

ネット社会とも言われる韓国のSNS投稿や口コミでは、日本に対してどんなことを思っている人が多いのでしょうか?
SNSの書き込みからは
- 整然とした住宅街に感動を覚えた
- とてもきれいで清潔だった
- 東京はソウルとよく似ていた
- 女性のファッションやメイクが華やか
- 韓国と中国からの観光客が多い
といった声が聞かれます。
それだけでなく「”他人に迷惑を掛けてはいけない”という考えが人々の間に強く根付ている」といった日本人の気質に言及する声もありました。
これらの声に意外な印象を受ける人も多いのではないでしょうか。
日本と韓国の間には歴史的な問題もあり、政治のレベルでは緊張が高まることも珍しくありません。
そのため、日本に対してあまり良い感情を持っていない人が多いと考えている人は少なくないと思います。
しかしながら、市民レベルでは政治や歴史と観光は分けて考えている人が多く、友好的なムードが高まっているのが現状です。
韓国では日本の音楽やドラマ、アニメ、漫画などが人気を博しており、「日流」という言葉も生まれています。
韓国人観光客に対するインバウンドマーケティングを考える際、どうしても歴史や政治のことが気にかかる部分もあるとは思いますが、市民レベルでの交流ではあまり心配する必要はないといえるでしょう。
関連リンク:https://lifepepper.co.jp/korea/tips-instagram/
韓国市場におけるSNSの影響力とその戦略的な利用方法は、[こちらの資料]で詳しく解説しています。訪日韓国人集客に実際的なアドバイスを得るためにも、ぜひご覧ください。
訪日韓国人観光客向け向けインバウンドマーケティングのご相談はLIFE PEPPERへ
LIFE PEPPERでは、訪日韓国人観光客向けインバウンドマーケティングについて、海外マーケティング1,000社以上の実績をもとに、ノウハウの共有や戦略のご提案をさせていただいております。
需要の高いアフターコロナの訪日外国人市場においては、顧客分析やプロモーション手法の実施、プロダクト・サービスの改善などが必要です。LIFE PEPPERはStep1から4までのマイルストーンでインバウンド対策を支援しており、これまでの訪日外国人観光客向けマーケティングでかけていた「戦略」部分からしっかりとマーケティングを実行していきます。
マーケティングリサーチや広告運用なども対応しておりますので、韓国人向けのインバウンドマーケティングを検討している場合はお気軽にお問い合わせください。
まとめ
お隣の韓国から日本に来る観光客は年々増加しています。
この背景には、韓国政府が積極的に大型連休を設定していることも関係しています。
これからも訪日韓国人観光客の数を増やし続けるには、韓国人観光客のニーズに合ったインバウンドマーケティングが欠かせません。
ハードを前面に押し出した観光プロモーションよりも、思い出や体験といったソフト面のPRを行うことが重要です。
また、日本に興味を持っている若者のニーズを把握することも忘れてはいけません。
訪日韓国人観光客のニーズを探るとともに、そのニーズから一歩踏み込んだ提案をすることこそが一種の「おもてなし」であり、訪日韓国人観光客を増やす一助となるのではないでしょうか。
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